シャネルの人気ライン｜人気の定番・廃盤ラインを紹介

CHANELといったらやはり「マトラッセ」が思い浮かぶと思いますが、CHANELは現在でも多くのラインを展開しています。中には廃盤になってしまったラインもありますが、廃盤故に人気の高いラインは多く存在します。今回は、CHANELの中でも人気の高いラインを紹介していきたいと思います。

普段使いに優れたライン

CHANELの王道「マトラッセ」

シャネルのアイコンバッグと言ったら、まず名が上がるのが「マトラッセ」。ダイヤ型のラインと黒レザーのふっくらとしたキルティングが特徴的です。

このマトラッセのデザインは元々、創業者ココシャネルがデザインした「2.55」が原型とされており、マトラッセに変わった現代でも変わらない人気を博しています。

マトラッセは様々な生地がありますが、ダイヤ型に縫い合わる事で型崩れのしにくさと美しい模様を再現しています。現在でも海外セレブや芸能人などの多くの女性に愛用されています。その人気ゆえ購入が難しいことが難点ですが、中古市場でも多く取引をされ、圧倒的に高い人気があります。

独特の魅力「Vステッチ」

CHANELのラインの中でも人気が高いのが「Ｖステッチ」と呼ばれるラインです。「Ｖステッチ」自体は10年以上前から採用されていましたが、その人気ゆえに数年前より「シェブロン」として新作のモチーフとして採用されました。この「Ｖステッチ」の一番の特徴はV字型のステッチが波のように連なるラインです。

その繊細ながら強い個性を感じるこのラインは、多くの女性に愛されてきたラインでもあるのです。斜めのステッチは視覚的にも引き締まりを与えますので、個性を出したい時以外にもエレガンスな印象を与える事ができます。

さらに、この「Ｖステッチ」は様々な素材やカラーが展開されています。CHANELのイメージでもある黒以外にも赤や青、桃色など多くのカラーが存在しているのも人気の理由です。

廃盤になってしまった人気ライン

個性を感じる「チョコバーライン」

CHANELの「チョコバー」は隠れた名作ラインです。元々は創業者であるココ・シャネルがエグゼクティブ御用達のバッグをデザインしていた物でした。このデザインをカール・ラガーフェルドが復刻したラインがこの「チョコバーライン」です。

個性を感じさせるアイテムとして人気を博している「チョコバー」は普段のマトラッセと少し変えたい時に重宝されるアイテムです。お菓子の板チョコ（チョコバー）に似ていることから、その名がついたとされています。

シャネルの定番ラインとして、根強い人気を誇っていますが、現在ではチョコバーラインは廃盤となってしまっています。この「チョコバー」ラインを手に入れるとしたら中古市場で手に入れるしかありません。その為、シャネルの数あるシリーズの中でも、価値が上がってきているラインです。

しかし、廃盤になった今でもショルダーバッグ、ハンドバッグ、ボストンバッグ、財布など様々な商品が中古市場で多く取引されていますので、その人気の理由が分かります。「チョコバーサーフライン」や「ジャケットモチーフ」などチョコバーの中でも様々なデザインがありますので個性的なラインでもあるのです。

大きなココマーク「カンボンライン」

CHANELが1910年に帽子専門店を始めた場所が、パリにある通りであるこのカンボン通りです。CHANELにとって大切な名称をつけたのがこの「カンボンライン」。一番の特徴は大きな存在感のあるココマークに、キルティングレザーのマトラッセを組み合わせた、なんと大胆でポップなデザインになっています。

実はこのラインは2004年に発表された、CHANELの歴史にしては最近のラインになります。発表当時から大きな話題を呼び、現在でも人気トップに食い込むほどの王道ラインです。

ブランドカラーが「黒」だったので、どうしてもモノトーンのアイテムが多かったCHANELから初めての2トーンカラーのカンボンラインが誕生し、大きな話題を呼びました。しかし、2004年から発売された「カンボンライン」ですが2010年には発売を終了し、中々珍しい面も持ち合わせています。

パッと目に映るココマークがインパクトあるように感じますが、ベースはマトラッセなので何処か品のある印象を与えてくれます。

クールな人気ライン

クールでかっこいい「ボーイシャネル」

CHANELは長い歴史を誇っていますが、優美でエレガンスなデザインは女性に人気の高級ブランドです。チェーンショルダーバッグなどは女性のためにデザインされたバッグですので、エレガントで美しいデザインです。

長い歴史で、CHANELは女性らしいデザインを追求していましたが、2011〜2012の秋冬コレクションで発表されたのが、ハードでインパクトのあるデザインの「ボーイシャネル」です。

名称にある「ボーイ」は男性を表す意味ではなくココシャネルの最初の恋人「ボーイ カペル」にちなんで名付けられたと言われております。

色も定番の黒だけでなく、レッド、ホワイト、グリーン、ブルー、イエロー、など多くのカラーが展開されています。今までのシャネルにないビビットなカラーまでが登場し、多くのファンを驚かせました。

ボーイシャネルのこだわりはカラーだけではありません。生地にもこだわりを持ち、主にカーフスキン（牛革の一種で、生後6ヶ月以内の子牛の革）を使用しています。このカーフスキンは非常に滑らかで、手触りが柔らかいことで人気の高い生地です。その他にもエナメル、ベルベット、デニムなど生地バリエーションもとても豊富です。

カジュアルなデザイン「シャネル スポーツ」

シャネルと言えば、チェーンショルダーやエレガントなデザインを思い浮かべるかもしれませんが、この「シャネル スポーツ」はシャネルのラインの中でも少し変わった位置にあります。

この「シャネル スポーツ」が生まれたにも理由があります。CHANELの創業者であるココシャネルは、女性の中でもアクティブでスポーツが大好きな女性だったのです。よく知られている乗馬や狩猟だけなく、ゴルフ、スキー、フィッシングなど多くのスポーツをこなしていたそうです。スポーツとCHANELは昔から繋がっていた大切な存在だったのす。

「シャネルスポーツ」が生まれたのは、スポーツクラブやヨガ等が流行していた2000年に登場しました。カジュアルでスポーティなデザインは瞬く間に話題になり、現在でも絶大な人気を誇るラインです。

一番の特徴は、レザー生地をほとんど使用せずナイロンやキャンバスのような丈夫で防水性が高い機能性重視なデザインです。しかし、しっかりとCHANELを意識できるようにCHANELのアイコンでもあるココマークがワンポイントで入りラグジュアリー感を出しています。

“スポーツデザインの中でも何故CHANELが選ばれるのか”にはしっかりとした理由があります。それは「機能性だけでない美しさ」。機能性を求めてしまうと造形美は無視され、美しさを求めれば機能性は無視されていまいますが、シャネルスポーツはこの二つを兼ね備えたラインです。この事が、CHANELが秀でている理由でもありま

す。

まとめ

CHANELの人気ライン、いかがだったでしょうか？人気のラインから廃盤になってしまったラインまで様々なデザインがありますが、どれもCHANELらしさを失わずエレガントで美しいものばかりです。

通常バッグは数年使ってしまうと、経年劣化や使用しているうちにできてしまった傷やスレなどで価値が下がってしまう傾向にありますが、CHANELのバッグは価値がなくなってしまったりすることはありません。

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CHANELはバッグや財布などを中心に商品展開していますが、他にもアクセサリーやコスメ、小物など様々な製品を発表しています。CHANELのブランドは全世界でもトップブランドですので、買ったあとの需要は下がりにくいです。

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