時間を確認するアイテム、時計。現在ではファッションアイテムの一つとしても扱われる事があり、デザインによっても雰囲気がガラリと変わるアイテムになります。時計のメインでもある文字盤のカラーや機能は選ぶ上で、重要な項目になりますが、今回注目してほしいのが時計のケース部分になります。以外にも、時計には様々なケースの形がございます。今回は鑑定士が腕時計のケースの種類と代表的な腕時計をご紹介をさせていただきます。
目次
代表的なケース
王道な【ラウンドケース】

「丸い」「円」という意味を持った腕時計の王道の”ラウンドケース”。
多くの時計がこのケースでデザインをされていますので、時計といえばこのケースの形を選んでしまう方が多いのではないでしょうか?
ラウンドケースは腕時計の最もオーソドックスで定番の形状です。
普遍的なデザインと高い実用性が特徴のケースであり、ビジネスのスーツスタイルからカジュアルな服装まで、合わせるシーンを選びません。
また、時刻を瞬時に認識するという実用性において、円形の文字盤は最も合理的で優れた形状とされ、針が回転する動きと視覚的に自然に調和します。
流行に左右されないクラシックな魅力があり、どんな時代でも古びない普遍性を持っています。
ラウンドケースの時計は様々ございますが、クラシックな雰囲気と視認性の高さからお勧めするアイテムが
【ヴァシュロン・コンスタンタンパトリモニー・オートマティック】です。
「世界三大時計ブランド」の一つに数えられるヴァシュロン・コンスタンタンの中でも、特にシンプルでクラシックなデザインを追求したコレクションであり、ビジネスシーンからフォーマルな場面まで、幅広く着用できる汎用性の高さが魅力です。
「誰にでも似合いやすく、飽きがこない」といったメリットの反面、変わり映えがしないというデメリットを持っていますので使うシーンなどをしっかりと考えてから購入すると良いかもしれません。
上品な印象を与える【レクタンギュラー】

レクタンギュラー型ケースとは、長方形の形が特徴なケースになります。
デザインの独自性とフォーマルな場面での品の良さが人気のケースであり、直線的で角のあるクリーンなラインは、洗練された知的でスマートな印象です。
特にスーツやフォーマルな服装との相性が抜群で、ビジネスシーンやドレスアップした場面で、他の丸型時計とは一線を画す上品な個性を演出できます。
デザイン性の高さの他に、レクタンギュラーケースは着け心地が良いケースとして人気です。
レクタンギュラーケースの長方形の形状は、手首の形状に対して自然でバランスの取れたフィット感がございます。
丸型よりも手首のラインに沿いやすく長時間つけても痛くなりにくいメリットがあるのです。
モデルによっては、文字盤の縦方向のスペースが広がるため、アワーマーカー(目盛り)や数字を大きく配置でき、時刻をより瞬時に読み取れるという機能的な利点もあります。
そんなレクタンギュラーケースで人気の高いモデルとして知られているのが【CARTIER(カルティエ)タンク】です。
カルティエの「タンク」は、時計史上最も象徴的で、1世紀以上にわたって愛され続けているタイムレスなレクタンギュラー型ウォッチコレクションになります。
ローマ数字のインデックスや、リューズ部分のサファイア・カボションがカルティエらしさを演出しており、レクタンギュラーケースの中でも非常に人気のアイテムになります。
男性にも女性にも愛されるジェンダーレスなデザインで、ペアウォッチで選ぶ方も多いです。
ベルトやデザインによっても同じタンクコレクションでも全く違った雰囲気を感じられますので、一生ものの時計として選んでみるのも良いかもしれませんね。
女性に人気な【オーバル型】

楕円という意味を持つ「オーバル」。
卵形、楕円形の形をしたケースをオーバル型ケースと呼びます。
エレガントで柔らかな印象を持ったオーバルケースは、円形や四角形といった一般的な形状に比べて曲線的で柔らかく、非常にエレガントな雰囲気を感じます。
特に女性用のドレスウォッチやジュエリーウォッチに多く見られ、手元を優美に演出する事ができます。
個性的でファッション性が高い点が魅力で、小ぶりなモデルが多いこともあり、時計という実用品でありながら、ブレスレットやバングルといったアクセサリー感覚で着用できる点もメリットです。
また、 1970年代などのヴィンテージウォッチによく見られる形状になりますので、ヴィンテージ感やレトロな雰囲気が好きな方にも好まれております。
オーバル型の腕時計は華やかなビジュー(宝石)が付いているものが多いですが、シンプルで身につけたい方も多いと思います。そんな方にぜひお勧めしたいのが【OMEGA デ・ヴィル (De Ville)】になります。
スイスの高級時計ブランドであるオメガが展開するエレガントなドレスウォッチの” デ・ヴィル (De Ville)”は、伝統と現代的なエレガンスが見事に融合した人気のコレクションです。悪魔を意味する「デビル」(devil)と間違えられてしまう事が多いですが、正式にはフランス語で「街」や「都会」をする ”デ・ヴィル (De Ville)”になります。
オメガディヴィルは、メンズ・レディースともに幅広いモデルが展開されておりビジネスウォッチとしても人気が高いです。
デヴィルのオーバ腕時計は、角がないため衣類に引っかかりにくく、デスクワークなどで机に当たる不快感も軽減されます。
その為、ビジネスシーンで使うオーバル型の時計をお探しの方にぜひお勧めしたいモデルになります。
変わった形のケース
【クッション型】

時計のケースの中でも、珍しい形のクッション型ケース。
ラウンドケースやオーバル型ケースよりも認知度が低い傾向にありますが、それ故に人と被る事がないメリットもございます。
クッション型ケースは、丸みを帯びた四角形が特徴のケースで四角形のフォーマルさと丸形のリラックス感を併せ持ったデザインです。腕時計が懐中時計から腕時計へと移行する20世紀初頭や、アール・デコの時代に人気を博した歴史ある形状で時計コレクターの中でも非常に人気のあるケースになります。
中古市場でもクッション型ケースはヴィンテージ感や歴史的な背景を持つデザインとして高く評価されます。
クッション型ケースの中でも非常に人気のあるブランドが【LAURENT FERRIER(ローラン・フェリエ)】です。
2009年創業のローラン・フェリエは、時計ブランドの中でも比較的歴史が浅いブランドになります。
パテック・フィリップで37年間勤務したベテラン時計師ローラン・フェリエ氏と、息子と長年の友人と共に立ち上げたブランドで、クラシックなデザインと現代的な技術を融合させ、手作業による精緻な仕上げと高度なムーブメントを特徴としています。
歴史が浅い中、数十年で多くのブランドに肩を並べるまで高成長したにはしっかりと理由があり、 多くの部品が卓越した職人技と仕上げで出来ており、機能美と美しさを両立しています。
さて、そんなローラン・フェリエのクッション型ケースは、独創的でスポーティーなスタイルが特徴の「スポーツ」コレクションに採用されております。
このコレクションは、彼らが1979年のレースでクラス優勝(総合3位)を果たした輝かしい歴史へのオマージュとして誕生しました。
流線的でクッション型のケース(チタン製やステンレススチール製)を採用し、自動車の滑らかな曲線美を表現しています。
独立系ブランドであるため生産数が非常に少なく、特に初期の限定モデルは希少価値が高いので、中古市場では定価よりも高値で取引される事もあります。
【オクタゴン型】

「八角形」を意味する「オクタゴン」。
個性的でおしゃれな見た目で人気のある時計ケースになります。
円形や四角形が主流の時計市場において、八角形は個性的で目を引く形状です。
日本やアジア圏では、「八」という数字は「末広がり」として古くから非常に縁起の良い数字とされています。
その為、日本でも昔から人気のあるケースとして知られています。
八角型のケースは中々見た事がないという方でもオーデマ ピゲの「ロイヤル オーク」やG-SHOCKの「カシオーク」シリーズは見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?
他にも日本で最も知名度が高いSEIKO(セイコー)からも、オクタゴン型の時計が発表されております。
八角形のケースは、ブレスレットへの繋がりが自然で、腕にも馴染みやすいデザインになっているのでシンプルに身に付けることが出来ます。
また、外形は多角形ですが、文字盤自体は円形に近いデザインが多いため、時刻の読み取りやすさ(視認性)が保たれています。
SEIKOは日本が誇る時計ブランドになりますので、アフターサービスも充実で長く使うことができる高品質が特徴でもあります。国内ブランドを選びたい方におすすめのブランドになりますので、ぜひこの機に選んでみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
今回は、時計を選ぶ上でも重要なケースの種類に付いてご紹介をさせて頂きました。円形や四角形が主流の時計市場において、オーバル型やクッション型は個性的な雰囲気を出す事ができ、人と被る事がないメリットもございます。中古市場でも王道なラウンドケースよりも、ケースが少し変わったモデルは希少価値が高いとして高値で取引をされている事が多いです。
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