コレクションにぴったりな切手を高く売る為には?

2025年1月31日 2025年1月31日
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コレクションにぴったりな切手を高く売る為には?

世界中には様々なコレクターがいますが、中でも人気の高いのが「切手」です。時計や骨董品などとは違い、嵩張ることなくコレクションできる切手は、年代を問わず人気の高いアイテムです。

しかし、切手を手放す時にしっかりと管理していなければせっかくの価値も失われてしまいます。今回は切手を高く売る為に普段から気をつけておきたい事などをご紹介したいと思います。

切手のコレクションの保管方法

そのまま保管しない

切手の保管方法

切手を収集でまず気をつけたいのが、保管方法です。切手は普通の紙とは違い、裏地にのりが付けられている場合が大半ですその為、そのまま保管していると切手自体が丸まってしまったり折れなどの原因になります。

勿論、折れなどが出てしまうと買取価格は下がる傾向にありますので、おすすめはできません。

では、どのように保管するべきかというと最も適した保管方法は【専用のアルバムに保管】する事です。切手収集にはしっかりとしたアルバムがあり、傷や折れなどが起こらないように保管する事ができます。

また、切手は蛍光灯や日光などに弱い傾向にありますのでしっかりとアルバムに入れて光に当たらなくするメリットもあります。

しかし、アルバムに保管しておけば経年劣化を防げるかというとそうではありません。アルバムなどにそのまま保管しておくことで、カビやシミが起こる場合がありますので、定期的に風に当てるなどして保管しましょう。

湿気や水濡れに気をつける

切手は湿気に注意

切手が最も劣化しやすいのは、「湿気・水濡れ」によるものです。この水濡れや湿気によって、黄ばみ・カビ・シミが起こります。濡らさない様に気をつけていたとしても、日本は多湿の傾向にある地域ですので湿度には十分気をつけなければいけません。

湿気がたまらない日陰の場所で保管するのは勿論、保管アルバムも湿気に強いものがありますので、選ぶと良いでしょう。

また、半年ごとに風を当てて乾燥・虫干しをする事で保管している切手が長持ちしますのでぜひ参考にしてみてください。

しかし、気をつけていても誤って水濡れしてしまう時もあると思います。この時にそのまま保管してしまうと、他の切手とくっついてしまう場合もあり非常に良くありません。

水に濡れてしまった場合は、吸い取り紙などで水分を取り除いた後に重みのある本などを使いプレスして真っ直ぐになるようにしましょう。

切手を高く売るには?

明治時代発行のプレミア切手

バラとシートはどちらが良い?

切手をコレクションした事のある方はよくご存知だと思いますが、切手は元々何枚かが繋がって1シートとされています。額面や種類によっても1シートの枚数は違いますが、普通切手は100枚(10×10枚)のシートが基本となっています。

記念切手や特殊切手などは、通常の切手よりもサイズが大きい傾向にある為、1シート【10枚・20枚】が基本となっています。簡単にいうと、シートは4角がしっかりある状態のものを指します。

切手の周りについている白い余白の部分を「耳」と呼び、これが一部でも切れてしまった場合はシートとして判断されない場合があります。

しかし、切手をコレクションする場合はシートよりもバラの方が簡単に集められる事ができますので多くの人がバラ切手を持っている場合が多いです。では、バラ切手とシート切手ではどちらの方が価値が高いのでしょうか?結論から申しますと、シート切手の方が価値の高い傾向にあります。

中古市場でも人気の高い切手はバラ切手の方が手に入りやすい価格で取引をされていますので、コレクション目的であればバラ切手を選ぶ方が多いです。

ですが、買取の時にはバラ切手よりもシートの方が高値で取引をされる事が多いので、シートをわざわざバラにする事はデメリットでしかありません。

現在使えない切手は需要あるの?

切手には現行切手と旧切手があります。現行切手は現在でも郵便の運賃などに使用できる切手を指します。旧切手も日本郵便が発行したものになりますが、戦前に発行された切手は額面が「銭」や「文」である為、現在の郵便局では使う事はおすすめできません。

では、昔の額面の切手には価値がないのか?というとそれは違います。旧切手は現存している量が少ないため、額面以上の価値がつく場合が多いです。

1871年(明治4年)4月20日に発行された日本初の郵便切手は「竜文切手」ですが、【48文・100文・200文・500文】の4種類発行されました。一番額の高い500文は現在の価値で約1万円とされており、48文は約960円となります。

この切手は日本で最初の切手として切手コレクターから人気の高いアイテムですので、中古市場では額面以上の価値がついています。

龍文切手以外にも戦前の切手には「銭」の文字が書かれている切手が多くあります。銭単位の切手の中には、使用禁止になったものが一部ありますが、中には現行でも使えるものもあります。

しかし、こちらも現行として使うにはおすすめできませんので切手の希少価値を考えて売る方が良いでしょう。

消印が押してある場合

消印切手

切手などを使うと”使用済み”である事を証明する「消印(けしいん)」。この消印がついた切手のことを「消印切手」と呼びます。消印がついた切手は当然、使う事はできませんので額面の価値は0になります。では、消印切手に価値がないのか?というとそれは違います。

現在で価値が高くなった切手は、現存数が少ないので希少価値が上がり高値で取引をされるようになりましたが、発行された当時では普通に使う事のできた切手ですので郵便に使う方も多かったそうです。

使用された切手は使うことはできないのですが、コレクションとしては多く取引される事の多いアイテムでした。中には高値で取引されている切手も消印が付くことで価値が下がり、手に届きやすい価格になるメリットもありました。

こういったことで切手の中古市場にも多くの消印切手が取引されるようになりました。

また、消印切手の中には切手の価値ではなく、「消印」によって価値が上がるものもあります。中でも消印の日付が歴史的な事件や記念日や特定のイベントと関連しているものは価値の上がりやすい傾向にあります。

人気の切手が発行された日付で消印が押された「初日印」や満月の様に丸く押された「満月印」などは人気の高い消印です。

さらに、コレクターの中でも有名な「小代式機械日付印」という消印にはプレミア価値があります。

この小代式機械日付印は、郵便局の自動押印機で押される消印の一種になります。機械化の初期に使用されていましたが、押印期間が限定的である為この消印が押されている切手は高値で取引される場合があります。

このことから、消印が押された切手にも様々な価値が付加される場合がありますので処分してしまう前に価値を調べる事をお勧めします。

海外切手を高く売るには

海外切手

海外の販売ルートを持っている業者に依頼をする

切手を収集する中で魅力的なのが「海外切手」。日本切手とはまた違った魅力を持った海外切手は、海外の美しい風景や絵画、偉人などが描かれている場合が多くその国によってまた違った雰囲気を楽しむ事ができます。

海外の切手は当然日本では使う事ができませんが、その魅力的な美しさで国内でも収集家は多くいらっしゃいます。

海外切手の主な入手先は、現地に行って直接購入する、海外の旅行者のお土産、中古市場での購入に分かれますので国内切手よりも入手が難しい傾向にあります。

入手が難しいものほど価値は当然高くなりますので、海外切手をメインに集める方も多いです。

しかし、海外切手を手放す際に多くの方が困るのが「海外切手を買取してくれる業者が少ないこと」です。海外切手は国内切手とは違い金券として扱う事ができませんんので、額面での買取をしてくれる業者が少ないのです。

さらに、日本の買取業者は国内での販売ルートのみ扱っている場合が多いので海外切手の需要が高い海外との取引ができない事から”買取不可”となる場合が多くあります。

しかし、海外切手は価値の高い切手が多いのでそのまま処分してしまうのはお勧めできません。海外切手を買取をしてもらう前に、【海外切手の買取を行なっているのか】【海外切手の買取実績が豊富なのか】を基準に買取業者を選ぶことをお勧めします。

本物か分からない時はまず相談してみましょう

はてな

海外切手の中でも近年価値が高騰しているのが【中国切手】と言われております。切手一枚で10万円以上の価値が付くものもあり、切手コレクターの中でも人気の中国切手です。

しかし、その人気から入手が出来ない場合も多くコレクターの中ではレプリカでもいいから、コレクションとして手に入れたいと思う方も多くいらっしゃいます。

自身で持っているコレクションであれば、本物かレプリカなのか判断できますが、お譲りいただた物や遺品整理の際に紛れている場合は本物かレプリカなのか判断できない場合も多くあります。

海外切手の買取にはそういった事から”真贋判断”が重要になります。

レプリカとして販売しているものの中には、本物と明らかに違う特徴(額面の所に斜線が入っている)があり、一眼で見分ける事ができます。

しかし、悪意のある業者の中には本物と謳って偽物を購入者に買わせる場合もあります。この偽物の場合は本物と見分ける事が難しい程、似せており鑑定士でも判断が難しい場合もあります。

買取業者の中には、この真贋に自信が無い場合取引価格が大幅に引き下げられる場合があります。その為、高額な海外切手はしっかりと鑑定できる買取業者に依頼することをお勧めします。

まとめ

今回は、コレクションにぴったりな切手についてご紹介をさせて頂きました。最近では携帯電話の普及により遠く離れている方にも簡単に連絡を取る事ができる様になったので切手の需要が減っている傾向にありますが、現在でも切手のコレクションとしての価値は高く、設備や先行投資も特になく気軽にコレクションできる事から、幅広い年代で人気のアイテムでもあるのです。

ご自宅をお片づけをしている際に、見知らぬ切手が出てきたら処分する前に当店でぜひお値段を聞いてみてください。買取おりづるでは、国内切手・海外切手の買取実績が豊富です。年代関わらず、一枚一枚しっかりと鑑定しお値段をつけさせて頂きます。

切手1枚からでも買取は可能ですので、量に関わらずお気軽にご相談ください。みなさんのご来店を心からお待ちしております。

幅広い買取ジャンル

おりづるでは、金・プラチナ・ジュエリー・ダイヤ・ルビー・バッグ・財布・時計・切手・金券・電動工具などの商品を幅広く買取いたします。

買取できる商品

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