切手の現金化、郵便局と買取店の違いとは?

2025年4月29日 2025年4月30日
買取おりづる公式
切手の現金化、郵便局と買取店の違いとは?

遺品整理の中で多く出てくるお品物の中で、最もご相談が多いのが「切手」です。郵便物などを出す際に必要な金券ではありますが、近年では使い道が限られている為、処分に困っているというお声をいただくことが多いです。今回は、そんな切手の処分方法について詳しくご説明をしていきたいと思います。

郵便局での切手の取り扱い

郵便局

郵便局では換金してもらえる?

日本の切手は「日本郵便株式会社」が発行をしております。切手の額面の変更の際などは、この日本郵便が全て印刷から販売まで管理する事になっているのです。

そんな切手の発行元でもある郵便局に持って行けば切手を現金に換金してくれると思われる方が多いですが、実は切手購入後の返金対応は行なっていませんので、額面の現金を受け取る事はできません。

では、郵便局に持っていった切手は無駄になってしまうのかというと、そんなことはございません。

郵便局では現金での返金は行なっておりませんが、不要になった郵便切手等は、手数料を支払う事によって現行の好きな額面と交換することができます。

しかし、この交換には料額印面(切手の額面の数字部分)が汚れたり、破れたりしている切手に関しては交換をお断りされる場合もありますので注意が必要です。

郵便局で切手を処分するメリットデメリット

郵便局での切手処分方法は、手数料を払えば現行切手に交換する事ができる点があげられますが、ではこの交換が良いのかというとしっかりとデメリットの点も抑えておかなければなりません。

デメリット:手数料がかかる

郵便局に持っていった切手の手数料は、通常の切手であれば”6円”の手数料がかかります。50円切手であれば、44円分の現行切手などに交換できるという事です。

しかし、切手の使い道に困って処分を考えている場合、わざわざ手数料を払って切手を切手に交換するのは得策ではないかもしれません。さらに、この交換のデメリットとして10円以下の切手に関しては、半分もの手数料がかかってしまいます。

大量に処分を考えている場合、手数料だけで何千円も支払う事になってしまう場合がありますのでしっかりと計算をしなければ損をしてしまう恐れがあるのです。

メリット:現行切手と交換できる

メリットとして普段から郵便物を送る方などは現行の切手に交換してもらうのも良いかもしれません。

通常の郵便物以外にも、ゆうパックなどの大きなお荷物も送る際の送料も切手で支払う事ができますので、荷物の発送を普段からする方にはメリットと言えなくはありません。

旧額面でも郵便物は送る事ができますが、額面の小さい切手はその分多くの切手を張る事になりますので、ビジネスシーンや取引先などに書類などを発送する場合は注意しなければならないかもしれませんね。

また、郵便局では切手の額面での判断になりますので、いわゆるレア切手と言われる希少価値の高い切手は額面以上の価値で取引をされる場合がありますが、郵便局ではそういった付加価値の判断はしてもらえません。

買取店での切手の取り扱い

買取店で切手を現金化

買取店では切手を現金化ができる

近年では、荷物の発送や手紙の送る事さえも携帯電話で簡単にできるようになり、年々切手の需要は低くなっているのが現状です。

郵便局などには、旧切手を新額面の切手に交換ができますが、その新しい切手さえも使わなければ持ち腐れになってしまいます。そんな時は、ぜひ買取店での切手買取を検討してみるのも良いかもしれません。

買取店では切手は金券扱いになりますので、中古の切手であっても現金に交換する事ができます。この時に、「旧額面の切手は需要ないだろうから、郵便局で一度現行の額面に交換してもらってから買取をしてもらった方が良いのでは?」とご相談をされる事が多いですが、ズバリお答えいたします。

確かに、旧額面の需要は現行切手よりも低い傾向にあり、現行切手の方が需要の関係から買取率も高いのは事実ですが、郵便局で切手を交換する場合手数料がかかってしまい、よくよく計算をしてみると旧額面で買取をしてもらった場合の方が買取額が高くなったという事もあり得るのです。

その為、額面や買取をする切手の数、状態などによってはそのまま買取店にお持ち込みしてもらった方が良い可能性もありますので、一旦買取店で無料査定をして旧額面を変えた方が良いのか、買取をそのまま交換した方が良いのか相談してみるのも良いかもしれません。

買取店での切手買取のメリットデメリット

切手の買取について少し知っていただけたかと思いますが、当然買取店にもメリットとデメリットはございます。

デメリット:現金化以外できない

まず第一にデメリットとしてあげれる点は、買取店では郵便局のように、旧額面から現行切手などに交換はできませんので、旧額面を交換して新しい現行切手を発送物に使おうと思っている方にはおすすめできません。

メリット:プレミア切手の場合は高額になる

しかし、買取店では新・旧切手問わずに買取ができますので切手の現金化をお悩みの方にはピッタリです。

また、切手にはプレミア価格と呼ばれる付加価値が存在します。これは、発行枚数が少なかったり・通常では市場に出回る事のない”エラー切手”と呼ばれる印刷ミスの切手などの場合は額面以上の価値、1枚で数万円もの価値がつく場合がございます。

さらに、日本郵便局では海外切手・戦前の切手などの切手の取引は行なっておらず現行切手に交換もできません。

買取店では、海外切手・戦前の切手のお取引を行なっておりますので海外切手もしっかりと現金化する事ができるのです。切手の買取にお悩みの際は、まず買取店での無料査定をお勧めします。

切手を買取する場合に注意をしたい点

切手の取扱い注意

切手を丁寧に扱う

切手のお買取の際に、店舗に持っていく前に切手を綺麗にしてからの方が良いのでは?と思われるかもしれませんが、年月の経った切手は、紙の痛みなどが起こりやすく少し力を入れてしまうだけで破れや破損の原因になってしまう事が多いです。

切手のコレクターには、切手が折れないようにバインダーや切手の特殊なブックに保管している場合が多いです。

お持ち込みの際に、そのバインダーなどが汚れてしまっているので切手を直接出してお持ち込みしていただくお客様も多くいらっしゃいますが、実はこれはNGです。

切手は水濡れに弱い性質を持っているので、空気中の水分などに反応し、切手が丸まってしまったりシミになってしまったりという事もあるのです。

その為、切手をお持ち込みの際はバインダーなどが汚れててしまってもそのままお持ち込みする事を推奨しております。

破損や水濡れには気をつける

切手は水濡れや強い力に弱い事は知っていただけたかと思いますが、切手の破損などは買取価格に大きく影響をしてきます。

切手は裏にノリ成分を含んだ粘着質な物質が付けられています。このノリは水分に反応し郵送物に簡単に貼り付ける事ができるのです。

このノリは一度使うと取れてしまう性質を持っており、ノリがない切手=使用済みを判断されてしまう恐れがあるのです。その為、郵便局や買取店などでは裏面のノリの有無によって取り扱いが異なるという訳です。

さらに、破れてしまった切手も注意が必要です。切手は”切手自体にしっかりとした価値がある”と思われると思いますが、実際は数字が書かれている部分に価値があります。

切手は郵送料の代わりになる金券でもある為、額面部分に破損が生じてしまった物に関しては取り扱いができないのです。いくら周りの部分の柄が本来の切手と同じであっても数字部分が無い切手は無価値になってしまう訳です。

その為、切手の破損は買取に十分に関係してくるものであり、買取ができなくなってしまうケースにも注意しなければなりません。

使用前に買取査定を

切手の無料査定

旧額面の切手などは、郵送物に貼り付けることによって通常の額面通り使えますが、ここで注意しなければいけないのは切手の価値についてです。

切手にはプレミア価値がつくことは上記でも述べさせて頂きましたが、郵便局などではそのプレミア価値は反映してくれません。その為、1枚で数千円〜数万円の価値のある切手も額面の通りに計算をされます。

また戦前の切手などは”銭(せん)”と呼ばれる円よりも前の単位で発行された切手になります。銭は、通常日本では存在しない単位となりますが、銭の単位が書かれた一部の切手は通常に郵便物に使う事ができます。

しかし、現在の1円にするには【50銭+20銭+5銭+25銭=1円】となる為、実用的ではないのは確かです。戦前切手は、戦争の原因などで消失してしまったものも多く現存している切手も少ない為、中古市場では価値が高騰しやすい切手になります。

状態などにもよりますが、未使用の綺麗な状態であれば1枚で数万円もの価値になる切手も多くあります。

その為、古い切手は使うよりもまず査定を行いしっかりと価値を見極めてから、切手として使用するか現金化をするか決めるのが良いかもしれません。

まとめ

今回は、切手についてご紹介をさせていただきました。昭和では切手のコレクションブームが流行し、多くの方が切手を収集しておりました。

しかし、携帯電話の普及によって切手の需要が年々少なくなると少しづつ切手のコレクターは一時期より大幅に減るようになったのです。

過去にコレクションしていた切手はお持ちですか?切手は郵便局などで現行切手に交換をしていただけますが、切手の出番が少なくなってきた今、切手を現金化することをお勧めします。

切手のコレクターは、一時期よりは減ってしまった傾向にありますが、現在でも簡単にコレクションできる点や多く持っていても場所を取らない事から人気のコレクションとして知られています。

使わない切手やお片付けに悩んでいる切手がございましたら、まず買取おりづるでぜひ一度ご相談をしてみてください。買取おりづるでは、切手の買取を強化中です。

切手のプレミア価値などをしっかしと鑑定士、お客様にご案内いたします。査定は無料です。お値段を聞いてから買取をお悩みしていただく事も可能です。まずは、ご相談だけでもお声がけください。みなさんのご来店を心からお待ちしております。

幅広い買取ジャンル

おりづるでは、金・プラチナ・ジュエリー・ダイヤ・ルビー・バッグ・財布・時計・切手・金券・電動工具などの商品を幅広く買取いたします。

買取できる商品

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