日本で人気の貴金属「プラチナ」。銀白色の美しいカラーが特徴で、金に続いて価値の高い貴金属として知られております。そんなプラチナですが、日本で特に需要の高い貴金属になっており、様々なジュエリーに展開されている場合が多いです。
プラチナには金同様純度があり、アイテムの種類などによって使われる純度も違います。今回はそんなプラチナについてご紹介をさせて頂きます。
目次
プラチナとは?
プラチナの歴史

現在では王道な貴金属として知られている「プラチナ」。
日本ではデイリージュエリーは勿論、ブライダルジュエリーとしても人気の高い貴金属となります。
そんなプラチナの歴史は古く、紀元前7世紀頃の古代エジプトや、紀元前100年頃の南アメリカ先住民が装身具に利用していました。
しかし、ヨーロッパでは長らく知られておらず、16世紀にスペイン人が初めて南アメリカでプラチナを発見しました。
しかし、金に比べプラチナの融点は高く加工が上手くいかず当時では価値のない銀として扱われていたのです。
この事から「小さな銀」を意味する「プラチナ(Platina)」と名付けられました。
時は流れ、18世紀に科学者によって新元素であることが認められ、19世紀に入り精錬技術が確立されるとプラチナも金同様に価値のある貴金属の仲間となりました。
20世紀初頭に入ると、世界5大ジュエラーの一つである「カルティエ(Cartier)」が、ダイヤモンドを引き立てる素材として本格的に採用して事で、その地位を確立しました。
現在では、ジュエリーなどの宝飾品以外にも、自動車触媒や医療分野など産業上不可欠な貴金属となっています。
プラチナの人気は日本だけ?

プラチナのアイテムは現在様々なブランドで見る事のできる貴金属ですが、海外ブランドを見ると中々プラチナアイテムが見つからないと感じた方も多いのではないでしょうか?
実は、プラチナは海外ではあまりメジャーな貴金属ではありません。
デイリージュエリーやウェディングジュエリーなどもプラチナよりも金が選ばれることが多く、日本との需要の差に驚く方も多いはずです。
この理由として、考えられるのはヨーロッパでは1000年以上にわたり金(ゴールド)が伝統的な貴金属として親しまれてきており、プラチナは工業用の貴金属というイメージが強いという事です。
その為、プラチナと同じ輝きを持ったホワイトゴールドの需要も高く、海外はプラチナに力を入れているブランドが少ない傾向にあるのです。
では逆になぜ日本ではプラチナの需要が高いのでしょうか?
日本でプラチナが人気な理由は、主に日本人の美意識に合った控えめな輝きと、「永遠の愛」を象徴する素材としてのイメージ戦略の成功が挙げられます。
日本でプラチナが一般的に知られるようになったのは、明治時代以降の近代に入ってからです。
明治維新後、日本が急速に西洋の技術や文化を取り入れる過程で、工業材料や宝飾品としてのプラチナが本格的に輸入され始めました。
この時期にミキモトなどの宝石商がプラチナ製品を手掛け始め、徐々に日本国内に普及していきました。
金(ゴールド)のような華やかな輝きよりも、プラチナの落ち着いた、上品な白い輝きが日本人の控えめな美意識や文化的な好みに合致したのです。
また、和装にも洋装にも合わせやすい点も、広く受け入れられた理由となり、現代でも人気の貴金属の一つとして数えられるようになりました。
プラチナの様々な純度
Pt999(Pt1000)

プラチナの中でも最も品位が高いのがPt999です。「純プラチナ」や「Pt999」などの名称で呼ばれる事が多いです。
プラチナの純度が99.9%以上のものを指し、インゴットや金貨、一部の工芸品などに使われる事が多いです。
過去には、純度99.9%以上のプラチナ製品には「Pt1000」という刻印が広く使われていました。
しかし、プラチナにわずかながら不純物が含まれる可能性があるため、厳密には純度1000‰(パーミル、千分率)ではないという事実を反映し、「999」刻印になりました。
現在はPt999に統一されておりますので、Pt1000刻印のプラチナ製品は中古市場などでよく見る刻印になっております。
お片付けなどの時に出てきた見慣れないプラチナ刻印があった場合は処分してしまう前に当店にご相談ください。
Pt950

プラチナの中でも特に人気の高い純度がPt950です。
プラチナの含有率が95%、残りの5%が、強度や加工性を高めるために他の貴金属を割金として入れます。
この割金の種類や配合比率などはブランドやアイテムなどによって違いがあります。
プラチナに使われる割金は主にこの4つです。
パラジウム (Pd): 日本国内のPt950合金で最も主流な割金です。プラチナと同様に白く美しい色合いを保ち、加工しやすさを向上させます。
ルテニウム (Ru): プラチナの硬度を飛躍的に高める効果があります。ルテニウムを割金として加えたものは「ハードプラチナ」と呼ばれることもあります。
イリジウム (Ir): 他のプラチナ族金属と同様に硬度を高めるために使用されることがあります。
ロジウム (Rh): ごく少量含まれる場合があります。割金以外にもジュエリーにロジウムメッキ(ロジウムコーティング)を施すことで、美しい銀白色の光沢と変色防止、傷つきにくさをもたらします。
プラチナの美しい輝きを楽しむ事のできるPt950は、ウェディングジュエリーやデイリージュエリーなどにも使われる事が多い純度です。
プラチナの純度が高い分、販売値や買取価格も高くなりますので資産価値も高くなります。
Pt900

日本で最も一般的な純度がPt900になります。
プラチナの含有率が90%、残りの10%が割金になります。
強度と加工性に優れた万能な純度であり、傷や変形に強いため、指輪やネックレスなどのジュエリーとして日常的に身に着けるのに適しています。
海外で流通しているプラチナジュエリーはPt950が多いですが、日本ではPt900は長い間、高品質なプラチナ製品として信頼されてきました。
Pt850に比べ美しい銀白色に見える事から、ダイヤモンドを使ったジュエリーなどにPt900が使われる場合が多いです。
(ダイヤモンドの価値は白く透明な輝きが魅力になりますので、金よりもプラチナの方が美しくダイヤモンドを見せる事ができます。)
この事からPt900は、プラチナの持つ希少性と永遠の輝きを楽しみつつ、ジュエリーとしての実用的な強度を求める方に適した素材と言えるのです。
Pt850

プラチナの中で最も純度が低いPt850。
プラチナの含有率が85%、残りの15%が割金になります。
Pt850は、国際標準化機構(ISO)や日本ジュエリー協会がプラチナジュエリーとして認める最低ラインの純度です。
これ未満の純度のものは、日本ではプラチナジュエリーとしての表記が認められていません。
純度が高まるにつれてプラチナは柔らかくなりますが、Pt850は割金が多いため非常に硬度が高く、傷つきにくいという利点があります。
硬度が高い分繊細なデザインには向いておらず、シンプルでデザインしやすいアクセサリーなどにPt850が使われます。
また、Pt850はプラチナの中でも最も硬度が高いものになりますので、多くのネックレスチェーンにPt850が採用されています。
ダイヤモンドがデザインされているトップなどにはPt900やPt950の純度が使われる事もありますので、しっかりと確認をしておくのが良いでしょう。
Pt900やPt950などの高純度のプラチナと比較すると、プラチナの含有量が少ない分、比較的リーズナブルな価格で購入できるメリットがあります。
しかし、その分売却の時には高純度のプラチナと比べると価格が下がるデメリットもありますので、購入の際には参考にしてみてください。
まとめ
今回はプラチナの純度についてご紹介をさせて頂きました。金同様、プラチナにも純度がありデザインや使うアイテムなどによっても使われる純度には違いがございます。日本ではプラチナの需要が高く、デイリージュエリーは勿論ウェディングアクセサリーなどにも使われる事が多いです。
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