流行の喜平ネックレス｜偽物に騙されない為には？

純金やプラチナといった貴重な素材が用いられることの多い喜平ネックレスは、現代でも人気の高いアクセサリーとして定着しています。店頭でもよく見ることが多い”喜平ネックレス”ですが、どんなアクセサリーなのか知らない方も多いかと思います。今回は、喜平ネックレスについて詳しく説明していこうと思います。

喜平ネックレスってどんなもの？

様々な貴金属が使われる喜平ネックレス

喜平ネックレスといえば、【金・プラチナ・銀】が定番ラインとして取り扱われています。キラキラと輝く姿が人気のため、光沢のある素材が選ばれることが多いです。また、通常のアクセサリーとは違って、喜平ネックレスは重量のあるアクセサリーですので【金・プラチナ】は資産価値としてもとても人気の素材になっています。

現在では、人気のカラー以外にも自分の個性を出せるように「K18ピンクゴールド」や「プラチナとイエローゴールドのコンビ」などの限定カラーの喜平ネックレスもあります。しかし、やはり喜平ネックレスといえば金やプラチナのそのもののカラーが人気です。

イエローゴールドは日本人の肌の色をパッと明るく華やかにする為、選ぶ方が多いです。こちらは、カッコ良いファッションに似合うので男性からの人気が高いです。一方プラチナは、白銀に輝く美しさもあるので落ち着いた印象を与えることができます。プラチナの喜平ネックレスは女性からの人気が高いです。

喜平ネックレスは、金とプラチナが最も人気かと思われることが多いですが、近年では【銀（シルバー）】の喜平ネックレスも選ばれることが多いです。シルバー925を使った喜平ネックレスは、【金・プラチナ】よりも比較的安く手に入れることができるので若い世代から人気が需要が高まっています。

カットによってイメージも変わる

喜平ネックレスの代表的なカットの種類は【2面、6面、8面、12面、Mカット】と様々な種類があります。”喜平”とは、金やプラチナといった貴金属を小豆のような形に製造した後、真ん中をくり抜き小さなリング状にしたものをチェーンのように連結するのですが、このままですと、喜平の独特な輝きが出ません。

ねじるようにした後に、面の部分を平たく潰すと皆さんがよく知る”喜平”の形になるという訳です。つまりカットとは、「喜平ネックレスの面」の部分になります。では、カットによってどのような印象があるのでしょうか。

喜平の編み方って何？

喜平ネックレスに重要なのは「素材・カット」ですが、もう一つ「編み方」というものがあります。チェーン状てことはそのままつなげているのでは？と考える方も多いですが、喜平ネックレスにとって編み方はカットの次に大事な部分です。

編み方ひとつで喜平の印象がガラリと変わるといっても過言ではありません。では、喜平ネックレスにどのような編み方があるでしょうか。

編み方の違いはシングル・ダブル・トリプルの3種類になります。

ひとつのコマに何コマかかっているかを数えます。多いほどコマ目が詰まった編み方になりますので、密度が高くなめらかな輝きと、重厚感が増していきます。1コマはシングル、2コマはダブル、3コマはトリプルと呼ばれます。喜平ネックレスは、通常「カット＋編み方」で喜平は呼ばれることが多いです。「６面カット」の「ダブル編み」の喜平は「６面ダブル」という訳です。

喜平の偽物に騙されないようにするには？

重ければ本物？

喜平ネックレスは、現代でもファッションのひとつとして身につける方が多いです。しかし、需要は高くなる一方で値段も高価になっています。その為、本物の喜平にそっくりなアクセサリーも市場に出回っていますので、注意が必要です。

本物の喜平は「金・プラチナ・シルバー」と貴金属を使っていますので、他の金属に比べて重量が重くなっています。手に持った時にずっしりとした重さが感じることが出来ない時は偽物の場合が多いでしょう。中には、重さで判断できないように重い鉄などの上に金メッキなどを施した喜平も販売していることがありますので、重さだけでの判断はしないようにしましょう。

重さで判断が難しい時は、磁石を判断材料にするのもひとつの手です。鉄などは磁石にくっ付きますので、近づけて喜平が磁石とくっつく時は偽物の喜平と判断して良いでしょう。

輝きと刻印

喜平ネックレスの真贋（本物か偽物）の判断には、色味も重要です。

本物の金は独特の色味と光沢を持っています。プラチナやシルバーは白い色と輝きが特徴です。新品のプラチナとシルバーでは、シルバーの方が明るく白っぽい色です。

プラチナは、新品のシルバーよりも少し落ち着いた色味が特徴です。シルバーは使い込むうちに独特の硫化（黒く変色）が起こりますので、見分けは簡単に着くと思います。

普段から金製品や貴金属を使う方にとってはメッキとの違いは瞬時に見分けることが出来ますが、初めて金製品を購入する方は見分けることが難しいかもしれません。そんな時は、ネックレスの刻印を見ると良いでしょう。

喜平ネックレスには、必ず純度やブランド名を示す刻印がされています。「K18」「Pt850」「SV925」などの刻印がある時は純度を示しますので、判断の一つとなるでしょう。

しかし、刻印だけで判断するには危険です。はっきりわからない刻印や異常に浅い刻印は偽物の可能性があります。偽物の喜平でも刻印することは犯罪ではないので、細心の注意を払うことが求められます。

信頼を置ける買取店に依頼する

購入した喜平ネックレスを手放す時に、本物か偽物か分からない。そんな時は、信頼を置ける買取店に依頼するのもひとつの手です。日々多くの金や貴金属に触れることの多い買取店では、真贋もしっかりと判断してくれるでしょう。

もちろん、購入時に偽物と分からないまま店頭にお持ち込みする事は問題ありませんので、判断が難しい時はそのまま現物を持って買取店にお持ち込みするのも良いでしょう。買取おりづるでは、買取前の査定を無料で行っています。鑑定士としっかりとお話しをしてから買取をすることが出来ますので、お気軽にご来店ください。

喜平ネックレスのちょっとした小咄

偽物の喜平ネックレスの判断について詳しくお話しをしてきましたが、実は今年に偽物の喜平ネックレスのおかげで命拾いをしたというニュースが話題となりました。

2024年アメリカコロラド州で男性が銃で打たれたものの首元の喜平ネックレスが銃弾を受け止めたとの事でした。間一髪のところで命拾いした男性ですが、その後警察の現場検証によって「ネックレスは銀色を敷いているが、純銀かどうか確信が持てない。本物の銀であれば柔らかく銃弾を受け止める事はできないだろう。」と話したそうです。

偽物だと知った男性は、悲しむことはなくむしろ自分の命を救ったネックレスで本物よりも価値のあるものだと答えたそうです。偽物の喜平ネックレスが、まさかの幸運のネックレスになるとは多くの人が驚いたニュースでもありました。

まとめ

世代を超えて愛される喜平ネックレスは、様々な種類があり選び方によって全く印象の違うネックレスになります。今回紹介した喜平ネックレス以外にも、自分好みのデザインを見つける事ができますので、この機会に喜平ネックレスに挑戦するのも良いかもしれません。

喜平ネックレスの買い替えの時はぜひ、買取おりづるにお任せください。素材やデザイン問わず買取させていただきます。ご自宅から出てきた詳細の分からない喜平も、鑑定士がしっかりとお調べします。ご相談だけでも構いませんので、お気軽にご来店ください。