魅力溢れる、金貨の世界

金の輝きと美しい輝きと様々なデザインで人々を魅了する金貨。現代でも多くの金貨が流通しており、その魅力に心を奪われてしまう人は少なくありません。今回は人気の金貨について詳しくお話しをしていきたいと思います。

金貨の歴史

金貨の歴史

日本の金貨

「金貨って本当に使えるの?」「金貨は純金で出来ているの?」様々な謎に包まれた金貨。私たちが普段生活する中で金貨はよく目にするものではない為、遠い存在のように感じるかもしれませんね。

しかし、金貨の魅力はやはり知っているのと知っていないとでは雲泥の差。まず金貨の歴史について紐解いていきましょう。

日本最古の金貨が作られたのは、奈良時代の時でした。この時に作成された金貨は「開基勝宝(かいきしょうほう)」という金貨であり、重さは約11.0~17.6と質量にばらつきのある金貨でした。この事から、市場に出回る貨幣ではなく、皇室に献上されていた物ではないかと説があります。

日本で初めての金貨ですが、鋳造数は極少数であり、人の目に触れる機会が少ない事から知名度はとても低いです。

その後、日本は大判や小判の作成に力を入れますが、金貨というものは長い間作成されませんでした。そして明治維新がきっかけに「新貨条例」が公布され、20円、10円、5円、2円、1円の5種の金貨が発行されました。この金貨は今でも現存する数は多く、中古市場でもよく見られます。

しかし、この後に起こった、第一次世界大戦や1930年の世界恐慌による金輸出の禁止が出たことで、日本だけでなく多くの国が金の使用を抑えなければならなくなりました。

海外の金貨の歴史

海外の金貨の歴史

日本よりも金の産出が豊富であった海外は様々な金貨を発行してきました。世界最古の金貨は、紀元前670年ごろに栄えたリディア王国(現在のトルコ西部)が発行した金貨です。

この金貨には王の象徴であるライオンの顔が描かれており、重さが違う物が何種類もあったそうです。日本ではこの頃はまだ縄文時代でしたので、海外の金の錬成技術が高い事が分かりますね。

海外では昔から金貨が身近だったので現代でも多くの金貨が発行されています。「オーストリア政府のウィーン金貨」「カナダ政府のメイプルリーフ金貨」「オーストラリア政府のカンガルー金貨」この三つは世界の3大金貨として有名です。

この3つの金貨は通常貨幣として使うことは可能ですが、1oz(オンス)のメイプルリーフ金貨を使うとなると50カナダドルにしかなりませんので、日本円にすると5000円前後にしかなりません。その為、金貨を通貨として使用することは現実的ではありません。

人気1位2位の金貨の魅力

音楽の都、ウィーン金貨

ウィーン金貨

1989年からオーストリア造幣局で毎年発行されている金貨が「ウィーン金貨」です。3大金貨の中でも特に人気の高い金貨で、「地金型金貨」として利用している方が殆どです。「地金型金貨」とは、投資目的で発行される金貨のことで、「ウィーン金貨」以外にも「メープル金貨」などがあります。

自身の資産を金貨やインゴットなどに投資しておくことで何かあったときのリスク分散になります。インゴットと同じく発行元がしっかりしているので、品質もしっかりと保証されています。金はどこの国でも共通の価値ですので、大きな値下がりがなく投資にデメリットが少ない部分が人気の理由の一つでしょう。

その他にもウィーン金貨が人気な理由があります。それがコインのデザインです。「ウィーン金貨」の正式名称は「ウィーン金貨ハーモニー」といいます。コインの表には楽器が描かれています。このデザインは「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」をイメージして発行されました。

世界的な知名度の高い管弦楽団の6つの管弦楽器と、裏面には大きなパイプオルガンが特徴的な「ウィーン金貨」は金貨としての価値以上に芸術性の高いと言えるでしょう。

カナダの象徴メイプルリーフ

メイプルリーフ金貨

大自然に溢れたカナダ。その国旗には赤い綺麗なカエデの葉っぱが描かれています。葉の先端の尖った部分と葉の茎部分を合わせた12の数は国を構成する州を表しています。さらに、カナダでは古くからカエデの木を大事にしてきました。カナダの人からも愛されるこのメイプルの木をデザインしたのが、この「メイプルリーフ金貨」です。

日本では「メープル」と呼ばれることがありますが、「メイプルリーフ金貨」が正式名称になります。

「ウィーン金貨」と同じくカナダ王室造幣局が発行している「地金型金貨」でもあります。ウィーン金貨よりも少し早い1979年に発行され、毎年鋳造されています。

メイプルリーフ金貨が初めて発行した翌年、1980年にはこの金貨をネックレストップにしたコインネックレスが大流行しました。コインの外枠に宝石を遇らった物や、大きく見せるためにあえて大振りの外枠にしたりと、様々なデザインがありました。何よりこのメイプルの葉を描いた可愛らしいコインが女性の心を奪いました。この話は日本にも伝わり多くの人がコインネックレスを求めたそうです。

二つの金貨に共通する重さ

「ウィーン金貨」「メイプルリーフ」には4つのサイズ(重さ)があります。この二つの金貨の重さは同じですが、直径と厚みは違います。

1oz(オンス)

まず1oz(オンス)と言われる重さが約31.10gのもの。1ozは一番人気のサイズになります。

金貨直径厚さ
ウィーン金貨37mm2mm
メイプルリーフ金貨30mm2.8mm

同じ重さになりますが、比べてみると「メイプルリーフ金貨」の方が小ぶりに見えるかもしれません。女性は男性よりも体格が小さくなりますので、「メイプルリーフ金貨」の方が女性にとって丁度良いサイズです。

1/2oz(オンス)

次に1/2ozです。1ozの半分になります。重さは約15.55g、こちらも直径と厚みは違います。

金貨直径厚さ
ウィーン金貨28mm1.6mm
メイプルリーフ金貨25mm2.23mm

重さも半分になっているので、1ozよりも少し手軽に購入ができます。メイプルは1ozと直径5mmの差ですので、大きさにそんな差がなく、購入時に少し予算を抑える事ができますね。

1/4oz(オンス)

次に1/4oz重さは(約7.77g)です。少し小ぶりになりますが、初めて金貨を購入する方におすすめのサイズになります。

金貨直径厚さ
ウィーン金貨22mm1.2mm
メイプルリーフ金貨20mm1.7mm

購入してから、少しづつ売買することもできますので、大きいサイズよりもあえてこのサイズを選ぶ人も多いです。大きめのコインネックレスがあまり好きではない人も、このサイズのコインネックレスはさりげなくつける事ができますので、アクセサリーの活用にもおすすめのサイズです。

1/10oz(オンス)

最後に1/10oz(約3.11g)になります。1ozの十分の一になりますので、コインとしては物足りないと感じる方も多いかもしれません。

金貨直径厚さ
ウィーン金貨16mm1.2mm
メイプルリーフ金貨16mm1.22mm

二つのコインが同じ重さサイズになるのが、1/10ozです。1/4ozよりも小ぶりになりますので、金の購入が初めてでも手に取りやすい金貨になります。さらに、プレゼントとしても人気の高い金貨でもあります。

世界の変わった金貨

デザイン豊富カンガルー金貨

カンガルー金貨

1986年、西オーストラリア州政府公営のパース造幣局が発行したのがこの「カンガルー金貨」になります。現代で、3大金貨と呼ばれるうちの一枚です。動物のカンガルーがデザインされている金貨ですが、実はオーストラリアの女王エリザベス2世の肖像の方が表面です。

他の3大金貨の「ウィーン金貨」や「メイプルリーフ金貨」と違う部分は、毎年カンガルーのデザインが変わること。その為カンガルー金貨は「地金型金貨」でもあり、コレクションとして人気がある「収集型金貨」の二つの顔を持った金貨です。発行された年によって絵柄が違う為、人気の絵柄は売買の際に価値・価格が少なからず影響してきます。

さらに、「カンガルー金貨」の中で最も高価になりやすい金貨を「ナゲット」と呼びます。「カンガルー金貨」の発行初期1986年から1989年までの4年間は裏面にカンガルーは描かれていませんでした。その代わり、描かれていたのが自然金塊(ナゲット)でした。

自然金塊とは言葉の通り自然の中に存在する金のことを表します。精錬された綺麗な形ではなく、砂や岩、土屋鉄などが合わさって一つの物質になっているものを指します。

その為、海外ではこのカンガルー金貨を今でもナゲット金貨と呼ぶことがあり、ちょっとややこしくなる時があります。1990年から描かれているカンガルーの周りにある表記は「KANGAROO」ですが、カンガルーの絵柄に「NUGGET」表記の金貨もありますので、探してみるのもいいですね。

もう一つ、他の「地金型金貨」と違う部分は、5つの種類があることです。カンガルー金貨には20分の1オンス(重量0.5g)が存在します。

  • 1oz(オンス):重量、31.1g (人気が高い)
  • 1/2oz(オンス):重量、15.5g
  • 1/4oz(オンス):重量、7.7g
  • 1/10oz(オンス):重量、3.1g
  • 1/20oz(オンス):重量、0.5g

幅広い種類がありますので、用途にあった金貨を選ぶことができるメリットがあります。

日本の記念金貨

天皇陛下御在位記念金貨

海外の金貨の知名度は高く、需要が高い傾向にありますが、私たちの日本にも人気の金貨があるのをご存知でしょうか。それが「天皇陛下御在位記念金貨」です。天皇陛下が即位してからの期間を記念して発行される金貨になります。

額面は10万円のものと1万円のものがあります。発行枚数は少ないですが、プルーフに包まれたものや貨幣をセットにした物がありコレクターに人気の高い金貨になります。

(天皇陛下御在位記念金貨の場合)

金貨表面のデザインは鳳凰と桐と白樺、裏面には菊紋と橘と桜が描かれています。

  • 純度:純金(K24)
  • 重量:20g
  • 直径:28mm

私たちが普段使っている硬貨よりも重く大きい作りです。

ここで注意したいのが、日本の「貨幣損傷等取締法」です。簡単に言うと、日本のお金は傷つけたりしてはいけないと言うことです。その為、この金貨を金として溶かしたり壊したりしてはいけません。この金貨は金貨としての価値が高いので、中古市場では額面以上でお取り引きをされている事が多いです。しっかりと情報を知ってから売買をお勧めします。

まとめ

さて、皆さん金貨の魅力について少し知ることはできましたか?世界には紹介したもの意外にも沢山の金貨があり、知名度が低い金貨もあります。見たことがないお金だからそのまま処分してしまおう、と判断する前に一度知識が豊富な鑑定士にご相談ください。

現在、金は価格上昇が続いています。金の買取はぜひ買取おりづるにお任せください。今回は様々な金貨について説明してきましたが、金貨の種類によっては買取を断られてしまう事もあります。そんな時はご相談だけでも構いません。日本製・海外製を問わず金貨の査定をさせて頂きます。

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