近年金の高騰化によって話題になっている金製品。アクセサリーやインゴットなどを想像する方が多いかもしれませんが、実は私たちの身近にも金で出来たアイテムが多くあります。
愛煙家の方には馴染深い【ライター】は、重要なアイテムでもありますが実は数々のライターブランドの中には金で作られたライターも多くあります。
今回は、コレクションにもぴったりな金製ライターについてご紹介をさせて頂きますので、ぜひ参考にしてみてください。
ライターの魅力
バブル時代に流行したアイテム

ライターというと、簡易的なアイテムである”使い捨てライター”を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?しかし、愛煙家の中には使い捨てライターではなく”オイルライター”を持っている方もいらっしゃいます。
今から少し前の事、日本ではバブル時代が到来し今よりももっと多くの愛煙家がいらっしゃったことからオイルライターの流行が起こっていました。
オイルライターよりも圧倒的に安価な使い捨てライターもございましたが、バブル時代はブランド志向が強く高価な輸入オイルライターがステータスシンボルとして人気を集めたのです。
Zippoなどのブランドは特に人気があり、金メッキや金製のライターが多く販売されておりました。
使い捨てのアイテムよりも、より華美で高級感のある金製のライターは流行のアイテムの一つでもあったのです。
金製のライターの魅力

金無垢ライターは使い勝手が良くないのではないか?と思う方も多いかもしれませんが、実は使い捨てライターよりも愛着が湧きやすく現代でも人気の高いアイテムです。
使い捨てのライターとは違い、 オイルとフリント(発火石)を交換することで何度も使える事のできるライターになります。燃料が長持ちし、風などの影響が受けにくいので愛煙家の方以外にも、キャンプなどのアウトドアを楽しむ方からも人気があります。
しかし、実際のところ使い捨てライターと比べるとコストパフォーマンスは良くないので、コスパを求める方はおすすめが出来ないかもしれません。
まず、金製ライターの魅力といえば使えば使うほど愛着の湧く、経年劣化が楽しめる点が一番のおすすめです。
金のアイテムは、使い込む事で独特の風合いに変わっていきます。同じアイテムでも使い込む事によって雰囲気が全く違います。さらに、金のライターは金の地金としての価値に加えブランドの物であればブランドの価値が含まれる事が多いです。
その為、高値で取引されるアイテムですので高価買取のチャンスでもあります。
近年、金の高騰化によって様々な金製アイテムが高値で取引をされています。金無垢ライターもそれによって注目されてきているアイテムになります。
また、ビンテージアイテムとしての価値も上昇しており過去に発売され現在では中古市場でしか購入できない金無垢ライターは驚くような価格で取引されている事もありますので、もし金無垢ライターをお持ちの方は簡単無料査定をしてみるのが良いでしょう。
金製ライターブランド
デュポン

高級ライターのブランドといえば、まず名前が上がるブランドが【デュポン(DuPont)】です。フランスの高級ブランドで、主にライター、万年筆、革製品などを製造しています。
1872年に創業され、王室御用達の工房としてスタートしました。
現在でもライターの人気ブランドとして知られており、洗練されたデザインと開閉時の特徴的な音が人気の理由になります。蓋を開閉すると「キーン」「カキーン」とクリアで美しい音が響きます。
デュポンの美しい音を目当てにデュポンのライターを選ぶ方が多く、使い込むと音にも変化がある時もあるそうです。
この音の理由ははっきりとした理由は分かっていませんが、蓋の裏にある化粧板が影響しているのでは?と考えられていますがそれも確かではないそうです。
また、デュポンの公式ではこの音は偶然の産物として出来たものになっておりますので、全てのライターから綺麗な音が出ると保証している訳ではありませんので、購入時には注意をしなければなりません。
高級時計のデュポンは、高品質の素材をしていますので【シルバーやゴールド】などの貴金属のライターを取り扱っている場合が多いです。
期間限定のデザインもありますが、通年販売している場合が多いので、金製のライターをお探しの方や初めての高級ライターをお探しの方におすすめのブランドです。
ダンヒル

イギリス発祥の高級ファッションブランド【ダンヒル(dunhill)】。紳士服、アクセサリー、レザーグッズ、フレグランスなどを展開しており、男性のスーツアクセサリーなどでブランド名を聞いた事のある方が多いのではないでしょうか?
1953年、ダンヒル史上最大のヒット作「ローラガス」ライターが発売され世界で大きな話題を呼びました。当初は限定生産で、その特許が1956年に認められるまでカタログには掲載されていませんでした。
この話題は日本でも知られ、海外旅行で購入する方やお土産などで国内で持ち込まれる事もあり、国内でも流行アイテムとして人気が出ました。
ダンヒルの金ライターは、他のライターよりもスリムで持ちやすい形状をしておりますので持ちやすいライターをお探しの方におすすめです。
またダンヒルの金製ライターの中には、ゴールドメッキで製造されているものがありますので購入時には確認をしっかりして購入するようにしましょう。
金ライター=金メッキや金色のという意味で使われることが多いので、アイテム名に金無垢ライターと書いてあるものを選ぶと間違いないと思います。
アイテムや製造年にもよりますが、基本的に金で出来ているライターは「18K」「18ct」などの刻印が書かれておりますので、刻印をしっかりと確認して購入するのも良いです。
カルティエ

ハイブランドジュエリーの中でも特に人気の高い「カルティエ(Cartier)」。世界5大ジュエラーの一つで、結婚指輪や婚約指輪などのブライダルジュエリーが人気の高いブランドでもあります。
エレガントで洗練されたデザインが特徴で、現代でも多くの愛用者がいらっしゃいます。
そんなカルティエでは、アクセサリーなどのイメージが強いかと思いますが実はライターなどの日用品も多く展開しております。
カルティエのライターは、単なる喫煙具としてだけでなく、装飾品やアクセサリーとしても高い価値を持ったハイブランドのアイテムにふさわしい品物です。
精巧な彫刻や貴石の装飾が施されたものなど、ライターのデザイン性が高く美しい造形をしておりますが、シンプルなデザインのものも味があって人気の高いアイテムになります。
余談になりますが、1979年から日本テレビ系列で放送されていたテレビドラマ「探偵物語」にて、主人公である工藤俊作(松田優作主演)が使っていたライターは、カルティエの”ゴールドスリー”というモデルになります。
蓋部分には、カルティエのアイテムでもお馴染みデザインでもあるトリニティのような三つの色が合わさったデザインが施されており、カルティエのブランドカラーでもあるワインレッドのようなボルドーがライターの高級感を醸し出しております。
さて話は戻りますが、カルティエの金無垢のライターは豪華な装飾やカラー宝石などと一緒にデザインしているものが多く、使用する素材は全てカルティエが認めた高品質のものだけを使用しております。
カルティエの「2C」ロゴやパンテール(豹)モチーフ、ビスモチーフがデザインされているものは高額で取引される場合も多く注目したいデザインです。
金無垢以外にも金メッキのライターも商品展開しているので、金無垢と間違えないように注意をしなければなりません。
金メッキの場合は、ライター下部に”PLAQUE OR G 20M(20ミクロンのメッキ)”の文字が記載されていますので、この文字が入ったものは金メッキのライターになります。
ティファニー

アクセサリーブランドといえば、まず名前が上がるのが「ティファニー(Tiffany & Co.)」。アメリカで創業された高級ジュエリーブランドで、ブルーの美しいボックスは女性の憧れでもありますね。
人気のネックレスや指輪などのアクセサリー以外にも食器や日用品も多く販売しております。そんなティファニーのライターは、現在でも人気のアイテムでパートナーへのプレゼントなどにも選ばれる事の多い人気アイテムになります。
ティファニーの伝統的な「ビーンズ」デザインやおしゃれでスタイリッシュなものが多いですが、残念なことにライターは廃盤商品になりますので、購入する場合は中古市場での取引に限るデメリットがあります。
中古市場ではティファニーのライターが多く取引をされておりますが、金無垢のライターは特に人気の商品です。
注意しなければならないのが、金無垢のライターの大体は18金の純度で作られておりますが、ティファニーの金無垢ライターは14金のものが多くありますので、金の価値でいうと他のブランドよりも低い傾向にあります。
しかし、純度が低い分購入金額も抑えることができますので、初めての金無垢のライターをお探しの方におすすめしたいアイテムになります。
まとめ
今回は、バブル期に人気の高いアイテムであった「金のライター」についてご紹介をさせて頂きました。
ライターというと、愛煙家の方たちの必需品であるイメージが強いかと思いますが、実はキャンプなどのアウトドアで活躍する方達にも人気の高いアイテムとして知られており多くのブランドからライターが販売されている場合が多いです。
ライターの人気ブランドである【Zippo・デュポン】は、コレクターにも人気の高いブランドとして知られており、中古市場でも非常に人気の高いアイテムになります。
また、ライターの中でも期間限定で発売されたものや、非売品のアイテムは販売値よりも高額になる場合が多く、いわゆるプレミア価値が買取価格に付加されます。
ご自宅を片付けていたら出てきたライターなどはありませんか?
火がつかない、全体的に汚れている、破損しているなどの状態もあるかもしれません。
買取おりづるでは、どんな状態のライターもしっかりと買取させていただきます。
金製ライターに買取にお悩みの方はぜひ、買取おりづるにご来店ください。みなさんのご来店を心からお待ちしております。