18金と10金【買うなら・身につけるなら】どっちが良い?

2025年3月30日 2025年3月31日
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18金と10金【買うなら・身につけるなら】どっちが良い?

金を購入する方にとって、金の純度は最も重要視されるものになります。金のアクセサリーでも様々な金の純度があり、純度によってのメリットデメリットなども多くあります。

しかし、金を購入する上でどんな純度を選べばいいの?とお悩みの方が多いのも事実です。今回は、鑑定士がお勧めする金の純度についてご紹介をしていきたいと思います。

金の純度とは?

純金とその他の金の違い

純金とその他の金の違い

金には純金(24金)、18金、10金と金には様々な純度があり、総じて金と呼びますが、純度によって違いがあるのをご存知でしょうか?

例えば、純金ですが他の貴金属とは違い物質に金しか含まれていません。純金は金の含有率が99.9%以上の金で、24金(K24)とも呼ばれることがあります。

純金が使用されるものは、インゴットや金貨などが多く、稀にアクセサリーなどにも使われる事もあります。

純金以外の金製品は、金と他の金属が混ざった”合金”になります。例えば18金は、全体の75%が金ですが残りの25%は他の金属を混ぜ合わせています。

金は元々はとても柔らかい物質である為、強度の強い他の金属と混ぜ合わせる事で壊れにくく強度の強い金製品になります。

金のカラーによっても混ぜ合わせてある金属に違いがあります。逆に言うと、混ぜ合わせる金属によって金は多様なカラーに変わる事ができるので、合金も悪い事ではありません。

純度は高い方が良いのか?

純度は高い方が良いのか

純金以外の純度の金は、様々な金属が混ぜあった金になりますが使い勝手の良さから純金よりも18金や10金などの純度が選ばれる事が多いです。では、実際純度は高い方が良いのか悪いのか購入時に迷う方も多いかもしれません。

使う製品や状況によりますが、金は純度の高い方が持ちやすいというのは嘘ではありません。

これには多くの理由がありますが、まず純度の高い金製品は混ぜてある他の貴金属の割合が少なく、金としての価値がしっかりとある為、手放す際に金の価値によっては購入時よりも高く売ることができる事もあります。

しかし、その逆に純度の高い金は購入時も比例して価格が上がりますので予算に合わせて金の純度を選ぶと良いでしょう。

また、金はこの世の物質の中でも他の物質の影響を受けにくい性質を持っていますが、純度の低い金などは混ぜ合わせた他の金属が変化する場合があります。これによって金製品にも影響され、色が変わってしまったりアレルギーが起こってしまったりする事があります。

その為、金製品でも純度の低いものは、しっかりと注意をしなければいけません。

金製品の中でも人気の18金と10金

18金のメリット・デメリット

18金

世界で最も人気のある純度が、18金です。日本では”K18”で表示されますが、海外では”750”の表記になります。

上記でも述べましたが、18金は金の割合が75%、他の割金が25%の合金です。24金(純金)よりも金の配合割合が低いので価格も抑える事ができ、強度も純金よりも高くなっています。

純金よりも金の割合は減っていますが、金の美しい輝きやカラーもさほど変わる事がなく、金本来のカラーを楽しむ事ができます。

デメリットほどではありませんが、18金には金以外に混ぜ合わせている金属に【銀や銅】などを使っている場合がありますので、使う環境などによっては錆びることがあります。

また、銀や銅は温泉などにも含まれる硫黄などに反応する物質である為、身につけたまま温泉などに入ってしまうと劣化の原因にもなる恐れがありますので、注意が必要です。

10金のメリット・デメリット

10金

10金(K10)のメリットには、まずリーズナブルな価格と高級感、丈夫さが挙げられます。10金は、金の含有量が全体の42%とされており、純金などに比べると半分以下の含有量になります。

金以外の含有量が58%を占めており、金の柔らかい強度は抑えられ少しの衝撃であれば全く響かない硬度が安心できます。

また、金の含有量が少ないので、金の純度が高い純金や18金と比べるとリーズナブルな価格で購入できます。

近年では金の高騰化によって、10金のアクセサリーを展開するブランドも増えてきましたので好みのデザインで選ぶ事が多くなりました。

10金のデメリットはなんといっても、劣化面です。10金は、金よりも他の金属の割合が高い為、他の金属の劣化が直に現れやすい純度になります。

酸に弱い銅や銀が多く含まれていますので、こまめに手入れをしないと変色しやすいという点も注意が必要です。

さらに、この金以外の金属は人の汗や体液などで溶け出し、イオン化した金属が体のタンパク質と結合するとかゆみや腫れ水脹れなどの「金属アレルギー」を引き起こしてしまう恐れがありますので、今までに金属アレルギーが出てしまった方は身につけない方が良いでしょう。

10金のアクセサリーを取り扱うブランドが増えてきていますが海外では10金アクセサリーの需要は日本ほど高くなくハイブランドなどのアクセサリーなどは、ほとんど18金しか展開していない場合も多いです。

その為、10金のアクセサリーは日本のブランドが多くなりますので海外ブランドをメインに購入している方にとっては選ぶのに難しい純度になります。

18金のお勧めブランド

カルティエ

18金カルティエ

フランスの高級ジュエリーブランドで、世界5大ジュエラーの1つ【カルティエ(Cartier)】。金やプラチナの品質が高く、美しいデザインで世界中から愛されているブランドになります。

カルティエのデザインは、【動物・植物・ハート】などのアクセサリーや、愛をデザインに落とし込んだ【釘・ビス】などのユニークなモチーフも人気が高いです。

そんな、カルティエの中でも人気の高い18金アクセサリーが「トリニティ」です。

1924年にルイ・カルティエが考案した”3色の18金”がデザインされたデザインで、指輪以外にもネックレス、ピアス、ブレスレットなど様々なアイテムに展開されています。

そんなトリニティに使われている3色の金は、「ホワイトゴールド(友情)」・「ピンクゴールド(愛情)」・「イエローゴールド(誠実)」の意味が込められており、身につける人によって様々な解釈が生まれる美しい18金アクセサリーになります。

身につけるシーンを選ぶ事がないシンプルなデザインになりますので、ビジネスシーンはもちろん普段使いもしやすくなっています。おひとつ持っておくことで一生使える事のデザインになりますので、多くの女性におすすめのアイテムです。

ティファニー

18金ティファニー

アメリカを代表する高級ジュエリーブランド【ティファニー(Tiffany & Co.)】。美しいブルーのボックスに入った、アクセサリーは若い世代から絶大な人気を誇っているブランドです。

そんなティファニーの18金アクセサリーは、シンプルで美しいデザインのものが多く、女性だけでなく男性も使えるアイテムがあります。

定番の「オープンハート」以外にも、「アトラス」「ティファニーT.」などのエレガンスなデザインが人気です。

さらにティファニーの18金アクセサリーは、幅広いカラー展開が特徴です。イエローゴールドやホワイトゴールドはもちろん、ローズゴールド(ピンクゴールド)などを展開しており、輝きや質の良い18金を使用しています。

デイリージュエリーにぴったりなティファニーアクセサリーですが、日々使い続けるうちに劣化が心配な方も多いかもしれません。

しかし、ティファニーはアクセサリーのアフターサービスも豊富なので、万が一アクセサリーが経年劣化してしまても安心して使い続けることができます。

10金のお勧めアクセサリー

ヴァンドーム青山

10金ヴァンドーム青山

日本でも人気の高い「ヴァンドーム青山」。パリのヴァンドーム広場と東京の青山という2つの特別な地へのオマージュで生まれたブランドになります。

「知的・エレガンス・ベーシック」をキーワードに展開されている、ヴァンドーム青山のアクセサリーは日常に溶け込むシンプルで美しいデザインが特徴です。

ブライダルジュエリーや18金アクセサリーなどは人気ですが、10万円を超えるアイテムも多くちょっとしたご褒美にしてみると少しハードルが高いかもしれません。

しかし、ヴァンドーム青山の10金のアクセサリーは手頃な価格で手に入るものが多く、安いものになると3万円程度で購入できるものが多いです。

デイリーアクセサリーとしてもぴったりな価格体と、日本でも有名なブランド力を持ち合わせておりますので、プレゼントなどにぴったりです。

4℃

10金4℃

「すべての方に「美しさ」と「ときめき」を」をコンセプトに掲げているのが、日本で人気の高い【4℃(ヨンドシー)】です。日本では、多くの方がご存じの有名ブランドになりますが、時折「ダサい」や「安っぽい」などマイナスなイメージで話題になる事が多いです。

しかし、4℃はジュエリーとしてのブランド力はもちろんですが、日本でわずか3社のみが認定されていない「RJC責任あるジュエリー協会」に加入しており他社にも負けないダイヤモンドの美しさが魅力のブランドになります。

そんなダイヤモンドを美しくデザインした4℃の10金アクセサリーは、デザインも流行のファッションに合わせやすいものが多く自分好みのデザインを選ぶ事ができるでしょう。

お値段も、1万円〜5万円とお求めやすい価格で展開しており、パートナーとお揃いや相手へのプレゼントとしてぴったりのものになります。

まとめ

今回は、金の中でも人気の純度【18金と10金】についてご紹介をさせて頂きました。現在、金は過去最高値を日々更新し続けており、今までにない高値を記録しています。

金製品の中でもメジャーな純度であった18金は、金の高騰化によって値上がりを続けており手軽に楽しむのは些か難しくなってきましたね。そんな中、10金の需要が上昇しており手軽に金を楽しめるメリットが大きくなってきています。

買取おりづるでは、金の買取を強化しております。使わなくなってしまった金製品は、今が売り時になります。数年前よりも何倍にも価値が上昇しておりますので、購入時よりも高くなったというお客様も多くいらっしゃいます。

金の買取は、買取おりづるにお気軽にご相談して頂けたらと思います。みなさんのご来店を心からお待ちしております。

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