フランスで創業された世界的に有名な高級ジュエリー・時計ブランド「カルティエ(Cartier)」。王侯貴族から愛用され、「ラブコレクション」や「タンク」ウォッチなど独創的なデザインと高い技術力で知られ、アクセサリー以外にも様々な製品を手掛けています。
日本でも非常に人気のブランドになりますが、年2回程度の頻度で価格改定を行っており今年2026年にも値上げが行われ、世界中で大きな話題となりました。
今回はそんな、カルティエの2026年最新の値上げ情報や、中古市場事情について解説をしていきたいと思います。
目次
「王の宝石商、宝石商の王」カルティエ(Cartier)
カルティエとは?

カルティエは、1847年にパリで創業した世界最高峰の宝飾・時計ブランドになります。
世界中で人気のアクセサリーブランドであり「トリニティ」「LOVE」「ジュスト アン クル」など、愛や絆を象徴する普遍的なデザインが特徴です。
洗練された美しさは、他のハイブランドには負けない強みを持っており、一生物のアクセサリーとしても人気があります。
アクセサリー以外にも時計製造の先駆者とも言われており、1904年に世界初の男性用腕時計「サントス」を開発したほか、幾何学的な造形美を誇る「タンク」など腕時計のブランドとしても一流です。
時代に左右されない美しいデザインは資産価値を持つとも言われており、現在も独創的なデザインと高い技術力で知られております。
カルティエが人気の理由

カルティエは洗練された美しいデザインが人気のブランドになりますが、デザイン以外にも高品質の素材を使用している点にも注目したいです。
カルティエで使用されるダイヤモンドや貴金属は非常に高品質のものを使用しています。
例えばダイヤモンドですが、カルティエでは、DからHのグレード内にある無色のダイヤモンドのみを採用し、「4C(カット、カラー、クラリティ、カラット)」とは別の要素として評価される”蛍光性”もごくわずかに含まれている、または皆無であるダイヤモンドのみが選ばれております。
また、ダイヤモンドとは切っては切れない内包物(インクルージョン)ですが、ダイヤモンドの品質に一番影響を及ぼすとも言われており、高品質なダイヤモンドはこの内包物が無いほど良いとされております。
世界で最も権威のある宝石鑑定機関”GIA(米国宝石学会)”が定めたクラリティの等級表では【FL(フローレス)〜I3(インクルーデッド)】までの11段階で評価されております。
カルティエではこの11段階の中でもIFからVS2の上から3段階目のものしか使わず、肉眼では内包物が見えないほど極めて高品質のものだけを採用しているのです。
その為、高品質なダイヤモンドが人気のカルティエは婚約指輪や結婚指輪などのウェディングジュエリーが人気のブランドとしても知られており、多くの女性の憧れブランドでもあります。
カルティエ過去の値上げ
いつ頃に行われる?

さて、そんな人気のカルティエですが最近では年に1〜2回程の価格改定(値上げ)を行っています。
特に2020年代に入ってからは金や貴金属などの価格高騰や生産コストなどの上昇などによって、値上げの頻度が増加傾向にあるのです。
購入側としては価格改定は余り行わないで欲しいと願いたいですが、【世界的な原材料費の高騰、円安によっての為替変動、生産コストの上昇、ブランドの価値維持】といった複数の要因によって行われるものになりますので、避けては通れない事である事が分かります。
しかし、カルティエの価格高騰によって中古市場のカルティエ製品にも影響があり、買取価格が上昇する場合もありますので必ずしもデメリットというわけではないかもしれません。
日本国内における価格改定について
- 2022年:5月、7月、11月の計3回実施。
- 2023年:4月、11月の計2回実施。
- 2024年:5月21日、9月に計2回実施。
- 2025年:5月、9月に計2回実施。
- 2026年:1月20日に実施済み。
どのくらい価格改定がされる?

カルティエの価格改定は公式から”この日に行われる”、”値上げはこのくらい”というアナウンスがある訳ではありませんので、最新の価格は公式サイトまたはブティック店頭で確認するしかありません。
公式では「Q,商品の価格が変更されることはありますか?」に「A,全世界において、商品価値にふさわしい安定した販売価格を提供するカルティエの方針のうえ、不定期で値上げや値下げなど改定をさせていただいております。」と回答をしております。
その為、全品10%値上げなどの傾向にありませんので、値上げが行われてから初めてどの位の価格改定が行われたのか判断ができるようになります。
参考程度に2026年1月に行われた価格改定では、カルティエの王道アイテムでもある”ダムール(ディアマン レジェ)ラージモデル”は、308,000円から412,500円へ値段改定され、約33.9%の値上げとなっており驚かれた方が多いのではないでしょうか?
また、カルティエリングといえばまず名前が上がる”トリニティ”は、約8〜9%程度の値上げになっており、アイテムによっても価格改定の%は違う事が分かります。
人気アイテムは大幅に値上げというわけではありませんので、値上げ=人気のアイテムは買っておかないと!と焦ってしまわないようにしたいですね。
人気コレクションの価格推移
人気コレクション「ダムール」

カルティエのネックレスといえば「ダムール」です。
2020年頃にブランド全体のリブランディングの為、「ディアマン レジェ(軽やかなダイヤモンド)」という名称から「ダムール(愛)」に変更が行われました。
ディアマンレジェの名前で聴き慣れてしまった方からは驚かれる事が多いですが、カルティエでは愛をテーマにしたアイテムが多く展開されておりますので、新しい名称も違和感なく受け入れる事ができるかと思います。
さて、「ダムール」は使い勝手の良い一粒のダイヤが人気のアイテムで、初めて購入するカルティエアイテムとしても人気があります。
オンライン限定モデルとして、ピンクサファイアを使用したダムール ネックレスが展開されており、ピンクゴールドのチェーンと組み合わせることで、よりフェミニンで柔らかな印象になります。
カルティエの「ダムール」コレクションには、【XS(エクストラ スモール)・SM(スモール)・LM (ラージ)】の3種類のサイズ展開があります。
サイズによっても販売価格が変わってきており、価格改定もサイズによって違いが見られます。
特に人気のSM(スモール)サイズ ネックレス(イエローゴールドの場合)の価格は、過去10年ほどで約2倍以上になっており、需要などにもよって価格改定に違いがある事が分かりますね。
ダムール(ディアマン レジェ)は人気故に価格改定が頻繁に行われる事が多く、価格改定の%も高い傾向にあります。
イエローゴールドの「ディアマン レジェ(SM)」価格推移の例
- 2010年前半:約10万円台前半
- 2020年前半 :約15万円〜16万円台
- 2022年台 :約18万円台
- 2023年4月 :約20万円台
- 2024年5月 :約23万円台
- 2025年9月 :約24万円台
- 2026年1月20日(現行価格):約25万円台
年々価格は上昇傾向にあり、2010年代と最新の価格を比べると2倍以上の価格改定が行われております。
また、これによって、中古市場価格も新品価格改定(値上げ)に連動して、上昇傾向にあります。
人気アイテム故に、中古市場でも非常に多く取引されているアイテムになり、価格の下落も起きにくい為、資産としても持てるアイテムです。
美しい3色の「トリニティ」

美しい3色のカラーが人気のリング「トリニティ」。
1924年にルイ・カルティエ自身によってデザインされた、カルティエを象徴する最もアイコニックなジュエリーコレクションになります。
ピンク、イエロー、ホワイトの3色のゴールドリングが絡み合うデザインになっており、【ピンクゴールド=愛 (Love)、イエローゴールド=忠誠 (Fidelity)、ホワイトゴールド= 友情 (Friendship)】の意味を持ったデザインで、パートナーへのプレゼントにも人気のアイテムです。
カルティエのトリニティリングは、「SM(スモール)」と「クラシック(MM)」の2種類が展開されています。
この2つの最大の違いは、1本あたりのリング幅とボリューム感です。
「SM(スモール)」は約2.5〜2.8mmで華奢で繊細な印象、「クラシック(MM)」は約3.2〜3.53mmで存在感のある定番の着け心地です。
使うシーンや好みによって選ぶ事ができますので、自分好みのサイズを身につけると良いでしょう。
時代や流行に左右されない普遍的な美しさを持ったトリニティは、多くの著名人に愛用され、現代においても結婚指輪やペアリングとして非常に人気が高い定番アイテムです。
リング以外にもネックレスやピアス、ブレスレットなどの様々なアイテム展開をしており、アイテムによっても雰囲気がガラリと変わる楽しさがあり、好みに応じて選ぶことができます。
そんなトリニティは2026年1月20日の価格改定で約8〜9%程度の値上げとなりました。
トリニティリングの中で最もオーソドックスなクラシックモデルは、2020年頃には約15万円台でしたが、2026年の現行価格は約40万円近くまで値上がりをしており、今後も価格が上昇していくと予測をされているアイテムになります。
一時期ではその人気故に”時代遅れ”などと意見があったトリニティリングですが、2020年以降の再ブームと新品在庫薄により需要が高まっており、売却時に高値がつきやすいアイテムになります。
カルティエのアイテムは、付属品も付加価値が付きやすいブランドになりますので、箱やショッパー(紙袋)、ギャランティ(証明書)などがありましたら一緒にお持ちする事をお勧めします。
まとめ
今回は人気ジュエラー「カルティエ(Cartier)」についてご紹介をさせていただきました。
世界中で愛されているカルティエは中古市場でも非常に人気のブランドとして知られており、売却時にも安定した価格で取引をされるメリットがあります。
近年話題になっているカルティエの価格改定によって中古市場価格も新品価格改定(値上げ)に連動して、上昇傾向にあります。
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