明るく目を引くオレンジ。宝石の中でもオレンジ色のカラーはとても人気が高く、様々な種類がございます。様々なアクセサリーにも採用されることの多いオレンジカラーの宝石ですが、オレンジの宝石は種類によって全く違う印象がありますのでどんな宝石を選ぶべきか悩む方も多いかもしれません。
今回はそんなオレンジカラーの宝石の中でも鑑定士がお薦めをご紹介したいと思います。
目次
オレンジカラーの宝石
オレンジが持つ印象

オレンジは色の中でも【暖かさ・明るさ・元気】などのポジティブな印象を持ったカラーになります。
淡い色から深く燃えるようなオレンジ色まで、さまざまな色を持つオレンジカラーの宝石は、色の濃淡によっても全く違う印象を与えてくれるのです。
オレンジの守るプラスな印象も相まってか、ブラジル・オーストラリア・アフリカなどでオレンジ色の宝石は、他の宝石よりも高値で取引がされる事が多く、需要の高さは海外の方が高い事がわかります。
また、オレンジは身に付けることで親しみやすさを感じることができるカラーになりますので、明るく見せたい時や、自分を鼓舞したい時などに身に付けることをお勧めします。
明るく活発なイメージがあるオレンジですが、厳かで静かに見せたい時は身に付けるのは避けた方が良いでしょう。その為、アクセサリーに厳しいビジネスシーンよりも、パーティや結婚式などの明るく華やかなシーンで活躍をします。身に付ける際にはTPOにしっかりと合っているか確認をしましょう。
どんなアイテムがおすすめ?
オレンジの宝石は様々なアイテムに使われることが多い宝石です。上記でも述べた通り、オレンジは明るい印象を与える事が出来るカラーになりますので、アクセサリーの中でも顔周りのアイテムがおすすめです。
ピアス

オレンジの宝石を身につける上でおすすめのアイテムがピアスやイヤリングなどの耳につけるアクセサリーになります。
顔の印象などは顔まわりのアクセサリーで左右されると言われるほど、重要なアイテムになりますので、明るく元気に見せたい時はピアスなどでオレンジのカラーを身につける事がおすすめです。
またピアスは小ぶりなものが多いので、オレンジの宝石を身に付けたいけど大きなデザインはちょっと…と思う方でも身に付けやすいメリットがあります。
指輪

アクセサリーの中でも特に人気のアイテムである指輪。オレンジの宝石を身につけ、自分でも見れるようにしたい、そんな方におすすめです。
ピアスやネックレスになると鏡越しでしか見れないデメリットがございますが、指輪はいつでも自分から見える位置にありますので、オレンジの宝石から頑張るパワーが欲しい、という方におすすめのアイテムになります。
宝石の大きさによっても指輪の印象は変わってくるものになりますので、シンプルに見せたい時はシンプルなデザインを華やかに見せたい時は華美なデザインを選ぶと良いでしょう。
ネックレス

いつでも気にせず身につける事ができるネックレス。首元のアクセサリーは肌を明るく見せるメリットもあり、こだわりを持ちたいアイテムでもあります。
ネックレスとオレンジカラーの宝石は非常に相性の良い関係で、初めてオレンジカラーの宝石を購入する際にはネックレスがおすすめです。
オレンジの宝石は非常に金色の地金と合うカラーになりますので、18金(K18)などを選ぶと美しく見えます。
もちろんプラチナやホワイトゴールドとの相性も良いので、オレンジのカラーの宝石を際立たせたい時は白金のカラーを選んでみるのも良いでしょう。
鑑定士がおすすめするオレンジカラー宝石
オレンジサファイア

サファイアといえばまずオレンジの印象が強いかと思いますが、青以外の色は「ファンシーカラーサファイア」と呼ばれ、オレンジはその中でも特にエネルギーや温かさを象徴する石として人気があります。
結晶内に含まれる微量のクロム(赤)と鉄(黄)の組み合わせ、あるいは天然の放射線による影響でこの色が生まれ、スリランカ、マダガスカル、タンザニアなどが主な産地として知られています。
鮮やかなオレンジ色の輝きを持ち、薄いパステルオレンジから、夕焼けのような深い赤みを帯びたオレンジまで幅広く存在します。
スリランカ語で「蓮の花」を意味し、ファンシーカラーサファイアの中で最高級とも言われる「パパラチアサファイア」は、ピンクとオレンジの中間色と言われておりますので、オレンジサファイアとは区別をされ、純粋なオレンジが強いものを「オレンジサファイア」として扱われま。
美しいカラーとその希少さからオレンジカラーの宝石の中で最も人気であるオレンジサファイアは、ダイヤモンドに次ぐ硬度(モース硬度9)を持ちますので、割れや破損などが心配な方におすすめの宝石になります。
マンダリンガーネット

1991年にナミビアで発見された「マンダリンガーネット」。
オレンジの宝石の中でも比較的新しい宝石になりますが、そのビタミンカラーのような力強い輝きから急速に人気が高まりました。
マンダリンガーネットは、鮮やかなオレンジ色が特徴の宝石で、ガーネットの一種である「スペサルティンガーネット」の中で、特に果物のマンダリン(オレンジ)のような発色を持つものを指します。
オレンジの宝石の中には茶色味があるものも多く、純粋で明るいオレンジ色のカラーは非常に希少で人気があります。
マンダリンファーネットは、成分中のマンガンに起因し生まれる宝石になりますので、オレンジの宝石の中でも特に茶色味が少なく、ダイヤモンドに近い強い輝き(テリ)を放つ特徴があります。
鮮やかなオレンジ色で評価されているマンダリンガーネットは、 産出量が限られておりナミビア、ナイジェリア、マダガスカル、タンザニアなどの一部地域で産出される宝石です。
特にインクルージョン(内包物)が少なく透明度の高い大粒の結晶は非常に希少で、オレンジサファイアに次ぐ高値がついております。
オレンジサファイアが「落ち着いた上品なオレンジ」であるのに対し、マンダリンガーネットは「より鮮やかでエネルギッシュなオレンジ」で「オレンジの宝石といえば、オレンジサファイアかマンダリンガーネットか」と度々議論がされている程です。
ファイアオパール

虹のようなカラーを持つ宝石「オパール」。
宝石の中でも珍しい「遊色効果」と呼ばれる角度によって虹色に輝く色彩変化を持った宝石になります。
そんなオパールには「ブラックオパール、ホワイトオパール、ウォーターオパール、ボルダーオパール」と様々な種類があり、同じオパールでも全く違う印象を持ちます。
さて、そんなオパールの中でも、燃えるような赤・オレンジ・黄色の「地色(ボディカラー)」を持つのがファイアオパールです。
一般的なオパールが「地色の白さ」を基準にするのに対し、ファイアーオパールは炎のような鮮やかな色合いが評価基準になります。
チェリーレッド、オレンジ、イエローのグラデーションが美しく、特に赤みが強く鮮やかなものほど価値が高いとされます。
オパールは虹色の輝き「遊色効果」が特徴になりますが、ファイアーオパールの中には遊色が出るものと出ないものがあり、一般的には遊色効果があるものの方が価値が高く、価格も高額です。
遊色効果がなくても、ファイアオパールはその鮮やかな色合いから宝石として高く評価されますので、リーズナにファイアーオパールを楽しみたい時は遊色効果がないものを選ぶと良いでしょう。
ファイアーオパールの最大の産地がメキシコになります。
その為、「メキシコオパール」という別名で呼ばれることも多いです。
近年ではエチオピア産のファイアーオパールも市場に出回るようになりましたが、メキシコ産に比べると水分が抜けやすく割れやすい傾向がありますので、身につけるには注意が必要なものになります。
オレンジトルマリン

10月の誕生石として知られるトルマリン。
トルマリンは宝石の中でも非常に豊富なカラーバリエーションを持った宝石として知られており、「トルマリンに存在しない色はない」と言われる事もあります。
トルマリンの中でもマンガンやクロムを含むことで鮮やかなオレンジ色の輝きを持ったものを「オレンジトルマリン」と呼び、純粋なオレンジカラーは産出量が少なく希少なカラーとして知られております。
オレンジトルマリンは明るいイエローオレンジから、深みのある赤橙色まで幅広く存在します。
茶色味があるものは「ドラバイト」や「コニャックブラウン」と呼ばれる事もあり、オレンジ味は少し下がりますがこちらも人気のカラーです。
オレンジの果実のように茶色味が少なく鮮やかで透明度が高いものほど価値が高くなります。
トルマリンは比較的内包物を含みやすい性質があるため、内包物が少なくクリアな個体は高く評価されます。
インペリアルトパーズ

11月の誕生石「トパーズ」。
黄色のカラーが代表的な宝石で【ブルー、ピンク、オレンジ、褐色、緑】と非常に豊富なカラーバリエーションを持つ宝石です。
特にピンク〜オレンジの「インペリアルトパーズ」は最高級の価値を持つ「皇帝」の名を冠した宝石でもあります。
「インペリアル」という名称は、公式な厳格な基準があるわけではありませんが、主に色合いと希少性によって評価されます。
高い屈折率が特徴で非常に光沢が強く、またモース硬度は8と高いため、ジュエリーとしても耐久性に優れています。
トパーズの中でもブルートパーズなどは長時間日光に当たることで退色(色落ち)しやすい傾向にありますが、インペリアルトパーズは光に対して比較的安定しておりますので、日常ジュエリーにもピッタリです。
インペリアルトパーズは、トパーズの中でも最高級のカラーになりますが、その中でも熟成されたブランデーやシェリー酒を思わせる「シェリーカラー」はインペリアルトパーズの中でも非常に人気のカラーです。
オレンジとブラウンが混ざり合ったような深みのある色は、インペリアルトパーズを象徴する人気色で、様々なアクセサリーに採用される事が多いです。
大人なオレンジカラーが特徴のインペリアルトパーズは、産地が限られている事や市場に中々出回らない事から中古市場では非常に人気のアイテムになります。
使わないままのインペリアルトパーズは、ぜひ一度査定をしてみてください。
オレンジスピネル

2021年12月の日本の誕生石改訂により、新たに8月の誕生石に加えられた「スピネル」。
レッド、ピンク、ブルー、オレンジ、パープル、ブラックなどの多彩なカラーを持った宝石で屈折率が高く、光の反射(テリ)が非常に強いのが魅力です。
オレンジスピネルは、その名の通り鮮やかな橙色を放つスピネルの一種で、スピネルの多彩なカラーバリエーションの中でも希少価値の高いカラーの一つです。
黄色に近い明るいオレンジから、赤みの強い「フレイム(炎)スピネル」と呼ばれる深い色合いまで存在します。
屈折率が高いため、ダイヤモンドのような力強い光の反射(テリ)を楽しむことができ、モース硬度が8と高く、日常使いのジュエリーとしても非常に適しています。
サファイアやトパーズ(複屈折)と異なり、光が石の中で分かれない「単屈折(たんくっせつ)」の性質を持つため、どの角度から見ても色が濁らずクリアに見えます。
上記で紹介したトパーズの「シェリーカラー」と比較すると、 シェリーカラーが熟成されたお酒のような「こっくりとした深み」を持つのに対し、オレンジスピネルはより「鮮やかで力強いネオン感」を感じさせる個体が多いのが特徴です。
オレンジスピネルは、スピネルの中でもレッドスピネルに次いで希少とされており特に1ctを超える大粒で高品質なものは市場でも滅多に見かけません。
その為、オレンジカラーの宝石の中でも希少性が高く中古市場では多くの宝石愛好家が求めている非常に需要の高い宝石です。
使わずに保管しているオレンジスピネルは、ぜひ一度ご相談をしてみてください。
まとめ
今回は宝石の中でも、明るくパッと目をひくオレンジカラーの宝石についてご紹介をさせていただきました。オレンジの宝石にも様々な種類があり、希少性の高いものから人気の宝石まで様々ございます。
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