ハイブランドの中でも人気の高いLOUIS VUITTON(ルイヴィトン)は日本でも知名度の高いブランドです。ルイヴィトンのモノグラムは誰もが見たことのあるラインになっており、様々なアイテムに展開されていますね。
今回はそんなルイヴィトンの中でも人気の高い「ネヴァーフル」についてご紹介したいと思います。
目次
ルイヴィトン「ネヴァーフル」とは
ネヴァーフルの誕生
ルイヴィトンのアイコニックなバッグ「ネヴァーフル」。2007年に発売され、高い収納力とシンプルなデザインで爆発的な人気を博しました。
ファッションのアイテムは流行に左右されるものが多く、デザインによっては数年で廃盤になってしまうアイテムもあります。
ルイヴィトンのバッグはそんな流行によって多くデザインされていますが、このネヴァーフルは17年と長い年月愛されているバッグです。
その為、荷物を多く持つことの多い女性や”マザーズバッグ”としても人気の高いバッグでした。
ネヴァーフルが人気の理由は、荷物が多く入るからという理由だけではありません。ネヴァーフルは大容量がメリットのバッグですが、持ちやすいハンドルやショルダーとしても使えるよう取外し可能なストラップも魅力です。
ネヴァーフルを初めて見た人は、多くの荷物を入れるバッグにしてはバッグのハンドルが心許ないと感じる方もいるかもしれません。しかし、ネヴァーフルのもう一つの魅力はその丈夫さにあります。
一見細く見えるネヴァーフルのハンドルは、厚めに裁断した革を2枚重ねて補強しており、1本のハンドルで100kgの重さに耐えられるとされています。さらに、ルイヴィトンの代表的なライン「モノグラム」「ダミエ」には”トアル地”を採用しています。
トアル地は「エジプト綿」と言われる綿に、「PVC」という合成樹脂を施した生地になります。この生地は傷や汚れに強く、丁寧なお手入れによって10年以上使う事ができる丈夫な生地になります。
普段使いしやすいネヴァーフルの生地を選ぶならこの2点のラインがおすすめです。
人気のラインと人気の内装
ネヴァーフル 人気ライン
ネヴァーフルのラインは「モノグラム」と「ダミエ」が人気ですが、実はこの2つのライン以外にも多く展開しています。
- 【エピ】
- エピはシンプルなデザインとして人気の高いラインです。
「エピ」とはフランス語で”麦の穂”を意味します。その名の通りまるで麦の穂が風に揺られているような線上の流れる細かい型押しが特徴です。
シンプルなラインですが、使うシーンを選ぶことがありませんので普段使いは勿論、ビジネスシーンでも活躍するラインになります。
- 【ダミエアズール】
人気のダミエはベージュとこげ茶色の落ち着いた色かつシンプルなデザインになります。そんなダミエを再構成したのがダミエアズールです。
イタリアのリゾート地であるリヴィエラの海と砂浜をイメージして作られており、クリーム色の正方形と黒みがかった青色の正方形が交互に配置されています。そのデザインの美しさから男性女性問わず人気のあるラインです。
白く美しいデザインがネヴァーフルと相性がよく毎日使っていても飽きの来ないメリットがあります。
ネヴァーフル 人気の内装
ネヴァーフルの醍醐味はバリエーション豊富なラインだけではありません。ネヴァーフルは内側の生地のカラーを選べるのも特徴です。ラインによっても内側生地は選べるカラーは変わりますが、ネヴァーフルでは自分好みの内装カラーを選ぶ事ができます。
- モノグラムやダミエとの相性が良い「スリーズ(赤ストライプ)」
- 可愛らしい印象の「ローズ・バレリーヌ(ピンクストライプ)」
- シンプルなデザインが美しい「ローズベージュ(ベージュストライプ)」
- 個性を感じる「ミモザ(黄色ストライプ)」
これ以外にも様々なカラーの内装がございます。普段は内装のカラーが目立つことはありませんが、バッグから物を取り出す際などにチラッと見えるおしゃれがルイヴィトンの鞄のこだわりを感じます。
ネヴァーフル選ぶなら、旧型・新型どっち?
小物を収納できるポーチが付属
2007年の発表以来、15年以上にわたって愛され続けているロングセラーのバッグ「ネヴァーフル」ですが実は一度モデルチェンジを行なっているデザインです。モデルチェンジ前後で一番変わっている点として「ポーチが付属」した事です。
ネヴァーフルの一番の特徴として荷物が沢山入るという点でしたが、仕切り部分は内ポケット一つのみでしたので収納に関しては少し問題があるバッグでした。この難点を解決する為に、新型ネヴァーフルでは付属品にポーチが付くようになりました。
これによって内ポケット+付属ポーチで、小物を仕分け出来るようになりましたので、さらに使いやすいバッグへとなったのです。
ビニールコーティングの廃止
ネヴァーフルには内ポケットがデザインされていますが、この内ポケットにも新旧で違いがあります。
ネヴァーフルはチャックなどがなくオープン開閉式トートバッグになりますので、天気が悪い日などは雨がバッグ内部に入り込んでしまうデメリットがあります。その為、雨の日でも大事な物が濡れないように内ポケット内部にビニールコーティングが施されていました。
しかし、このビニールコーティングは劣化によってボロボロと剥がれてしまうといった問題が発生し新型ではこのビニールコーティングが廃止になりました。
廃止になった後も雨などで大事なものが汚れないようにという意味を込めて付属ポーチがデザインされたとも言われております。
ルイヴィトンの内装デザインの変更
ネヴァーフルの内装はストライプの模様になっていますが、これはただのおしゃれでという訳ではありません。モノグラムやダミエなどのラインが生まれるさらに前にデザインされたのが、ストライプ柄でした。
ルイヴィトンにとってストライプの柄は歴史のあるデザインだったのです。そんなルイヴィトンの歴史あるストライプは、ネヴァーフルの新旧どちらのデザインも採用されています。
旧ネヴァーフルではストライプにモノグラムで使われているマークが散りばめられています。可愛らしいデザインですが、新ネヴァーフルではストライプのみになっております。
旧のデザインの方が良かったなどの意見も出る中、シンプルになって良かったという声もあります。
さらに、LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)の書体にも変更があります。ルイヴィトンの書体フォントが筆記体からゴシック体に変わりました。
筆記体のルイヴィトンもおしゃれで良いですが、ルイヴィトンのブランド名のフォントといえばゴシック体ですので、その認識に合わせたのかもしれません。
この内装は人によって好みが分かれますので、新モデルを使う人もあえて旧モデルを使う方もいらっしゃいます。
2024年新たなネヴァーフルが誕生
ネヴァーフルの裏技?
ネヴァーフルは長年愛され続けているモデルです。ラインによってイメージがガラリと変わるネヴァーフルは、ついつい目移りがしてしまいますね。さて、そんなネヴァーフルにちょっとした裏技があることをご存知でしょうか?
それは「ネヴァーフルを裏返して使う」という驚きの方法です。(ルイヴィトン公式では推奨している使い方ではありませんので個人の判断になります)
ネヴァーフルの魅力は内装にも現れていることはご紹介したかと思いますが、その内装を外側に出そうという発想です。日本でも一時期雑誌で紹介されたり、ファンの中で流行したなどネヴァーフルのもう一つの使い方として有名でした。
裏返すと歪な形になってしまうのでは?と不安になる方もいるかもしれませんが、ネヴァーフルは柔軟性が高い生地ですのでこういったアレンジも可能だったのです。
しかし、先ほども言った通りこの裏技はあくまでルイヴィトンファンの中でも一部の方々で流行した方法ですので、ルイヴィトン公式では推奨はしていませんでした。
そんな裏技の噂が流れ続けたネヴァーフルに、公式が動き出します。2024年ルイヴィトンがついにネヴァーフルの新作を誕生させました。
裏返してもOK!「ネヴァーフル·インサイドアウト」
ネヴァーフルを裏返して使う事は推奨しておらず、購入者の判断に任せていたルイヴィトンですが、2024年に「ネヴァーフル」をリバーシブルスタイルで再解釈した「ネヴァーフル·インサイドアウト」を発表しました。
現在は、モノグラムやダミエのラインを展開していますが、今後も追加ラインが増えるかもしれません。
内装であるカラフルなストライプデザインは、今までのネヴァーフルと変わりはありませんが裏返した時や元に戻した時に形が歪にならない裁縫が施されています。
さらに、カラフルなスタンプ・パターンを施した内装や、今までのキャンバス生地とは違った【グレインレザー】のネヴァーフルも誕生しました。
気分やファッションによって2つのパターンを選ぶことのできる「ネヴァーフル·インサイドアウト」は今後の活躍に期待したいですね。
まとめ
今回はルイヴィトンのアイコンバッグでもある「ネヴァーフル」についてご紹介をしました。人気の高いネヴァーフルはモデルチェンジした後も旧デザインが人気で値崩れのしにくいバッグです。さらに近年では旧モデルから新モデルに変わり、価格も2倍以上のものになったことから中古市場でも多く取引がされています。
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