シンプルで美しいエルメスショルダーバッグ

ハイブランドの中でも、トップクラスの知名度と品質を持っている「HERMES（エルメス）」。「バーキン」や「ケリー」などのバッグは非常に人気の高いアイテムとして知られておりますが、エルメスでは魅力溢れるショルダーバッグが多くございます。

今回はエルメスの中でもお勧めのショルダーバッグについてご紹介をしていきたいと思います。

人気のショルダーバッグ

王道ショルダーバッグ【コンスタンス】

エルメスの中でも王道なショルダーバッグとして知られているのが【コンスタンス】です。

バーキンやケリーと並ぶエルメスの三大バッグの一つとして知られておりシンプルでクラシカルなデザインが幅広い年代から愛されているアイテムになります。

ブランドの頭文字である「H」をモチーフにした大きなモチーフが特徴になっており、ゴールド以外にもシルバーカラーの金具もございます。

この金具は機能性の高い留め具にもなっており、エルメスの高度な職人技を感じる事ができます。

コンスタンスは、多くのサイズ展開があることが人気の理由でもあります。

使うシーンなどによってサイズを選ぶ事ができますので、ファーストエルメスとしても人気のあるコレクションです。人気故に中々公式から購入する事が難しく中古市場では人気モデルは販売値以上で取引されることもございます。

種類が豊富な【エヴリン】

エルメスのショルダーバッグの中でも、最も目を引くデザインが特徴の【エヴリン】。

バッグの中央に大きくパンチングされた「H」ロゴが特徴的なショルダーバッグです。

エレガントなデザインが多いエルメスの中でも、カジュアルでスポーティーなデザインが人気のコレクションになります。

馬のグルーミング（手入れ）用品を入れるためのバッグから着想を得てデザインされたエヴリンは、荷物の出し入れがしやすく非常に実用的なバッグといえます。

さまざまなサイズ展開があり荷物の多さや大きさなどによってもサイズを選ぶ事ができます。

• TPM（ミニ）
• PM（スタンダード）
• GM
• TGM（最大サイズ）

また、エヴリン1978年の登場以来、時代に合わせてマイナーチェンジを繰り返してきました。

フランス語で「1・2・3」を意味する「アン・ドゥ・トロワ」に別れており、現在正規店で主に流通している最新モデルは「Ⅲ（トロワ）」になります。

ストラップ調節が可能や、内ポケットありなし、によっても使い勝手が変わってきますので、エヴリンを購入の際にはぜひ参考にしてみてください。

また中古市場では現在でも「アン・ドゥ」のエヴリンを購入する事ができ、正規店では購入できない希少さも相まって高値で取引をされることもございます。

シンプルで人気のショルダーバッグ

人気のコレクションの復刻【ボリード1923】

世界初のファスナー付きバッグとして1923年に誕生した「ボリード」。

ファッション界における画期的な出来事としても有名で、洗練されたシンプルなデザインが人気のアイテムになります。

そんなボリードを基軸に新しい時代に合わせて復刻したのが「ボリード1923」になります。

その名の通り、1923年当時のオリジナルデザインと時代に合わせた機能性の向上を見事に掛け合わせたコレクションになっており、現在ではエルメスの中でもメインコレクションとして人気が上昇しているアイテムになります。

さて、そんなボリード1923は、2017年前後から販売が開始し2021年からはサイズ展開も豊富になったアイテムです。

通常のボリードは【15cm・21cm・27cm・31cm・35/37cm・45/47cm】の6サイズ展開、ボリード1923は、【18cm（ミニ）・25cm・30cm・45cm】の4サイズ展開になっております。

こう見ると通常ボリードよりもボリード1923は、やや大きめに作られており現代に合わせたサイズ展開になっている事がわかりますね。

ボリード1923は、ショルダー部分を取り外すことができますので、ショルダーに飽きてしまった時はハンドバッグとしても使う事ができます。

シーンなどに合わせて使うことができますので幅広い年代で人気のアイテムです。

メタル金具が印象的な【ロウリス】

2011年春夏コレクションで発表された【ロウリス】（日本語ではルリとも呼ばれます）。

エルメスの象徴的なモチーフ「シェーヌ・ダンクル（錨の鎖）」をモチーフにした特徴的な留め具が印象的です。

ロウリスはエルメスのショルダーバッグの中でも、洗練されたモダンなデザインはが幅広い年代に人気のアイテムになります。

小さな見た目をしていますが、内部は複数のコンパートメントに分かれており収納のしやすいデザインになっております。

また、外側には背面ポケットもありますので小さい見た目をしていますが、汎用性の高さが人気の理由なのかもしれませんね。

ロウリスは主に2つのサイズで展開されており、 約18cmのロウリスミニ・ 約23cmのロウリス23になります。

アイテム違いになりますが、財布型ポーチのロウリススリムもありますが、こちらはバッグカテゴリーではないので注意が必要です。

現在ロリウスは公式で購入できるアイテムになりますので、中古市場では比較的落ち着いた値段で取引をされておりますが、今後廃盤などになってしまった場合価格が高騰する可能性がありますので、注目されているバッグになります。

ユニークなショルダーバッグ

可愛らしい見た目の【リンディ】

2007年の春夏コレクションで発表された新作バッグ【リンディ】。

斬新でユニークなフォルムが、従来のエルメスバッグとは違った雰囲気を感じることのできるモデルで、現在でも非常に人気の高いコレクションになります。

1920年代のアメリカのストリートダンス「リンディ・ホップ」にちなんで名付けられ、その名前の通り、ダイナミックで多様な動き（持ち方）に対応できるデザインが特徴になります。

バッグの両端に配置された短いトップハンドルと、それらをつなぐ長いショルダーストラップの組み合わせになっており、くったりとしたフォルムが愛らしいデザインです。

くったりとしたフォルムになりますので、硬いレザーは使用しておらず、柔らかく耐久性のあるトリヨン・クレマンスや、軽量で型崩れしにくいヴォー・スイフト（スイフト）、ヴォー・エヴァーカラーといったレザーが使用されております。

横長のフォルムと広い開口部が特徴になっておりますので、荷物の出し入れが非常にしやすくデイリーバッグとしても使いやすいモデルになります。

また、外側には両サイドにポケットがありますので、スマートフォンやカードケースなどすぐに取り出したいものの収納にもぴったりなデザインになっております。

エルメスの中でもカジュアルなバッグとして人気のあるリンディは、中古市場でも人気のあるモデルになりますので、使わないままのリンディはぜひ当店にお持ち込みください。

優雅なケリーをショルダーに【ケリームーヴ】

エルメスの中でも得に人気の高いアイテム「ケリー」。

元は「サック・ア・クロア」と呼ばれ、モナコ公妃グレース・ケリーが愛用したことで有名になり、現在では「ケリー」に改名されました。

そんなケリーのデザインをベースにデザインされたのが「ケリームーヴ」です。

丸みを帯びた半月状のフォルムが特徴的なカジュアルなショルダーバッグで、その見た目から「バナナケリー」の愛称で親しまれております。

太めのストラップと付属のミニポーチが特徴で、上品さとカジュアルさを兼ね備えた人気のアイテムで、カラーによっても全く違う雰囲気を楽しむ事ができます。

曲線的でコロンとした小柄で可愛らしい形に見えますが、しっかりとマチがありますので携帯や小型のお財布であればしっかりと収納する事ができます。

2025年にもゴールド、ブラック、エトゥープなどの定番色、そしてサンイエローやブルーフリーダのような鮮やかなカラーが新作として入荷されています。

しかし、正規店では非常に入手困難なアイテムになりますので、並行輸入品や中古市場での流通が主になります。

その為、中古市場では高値で取引がされており、中古品であっても非常に高い値段で取引されることもございます。

使わないままのケリームーヴは、ぜひこの機に買取を検討して見るのも良いかもしれませんね。

まとめ

今回はエルメスの中でも人気のショルダーバッグについてご紹介をさせて頂きました。

エルメスのアイテムはケリーやバーキンなどの知名度が高く、ショルダーバッグの知名度が低いように感じてしまうかもしれません。

しかし、エルメスのアイテムはどれも高品質でエレガントなデザインが多く一生もののバッグとして活躍をするものが多いです。

エルメスは日々新たなデザインを生み出しておりますので、今回ご紹介したショルダーバッグの中には廃盤になってしまったアイテムもございます。

廃盤になってしまったアイテムは、中古市場や逆輸入品などが販売ルートになりますので、その価値が上昇する場合が多いです。

使わなくなってしまったエルメスのアイテムは、ぜひこの機会に買取おりづるでその価値を聞いてみてください。

ボロボロになってしまったエルメスアイテムも大歓迎です。みなさんのご来店を心からお待ちしております。