ブランドバッグの流行などは、その時のカラーや生地などが主軸になって流行り廃りが起こりますが、夏の時期に決まって流行となるのが「キャンバス生地」のバッグです。
キャンバス生地のバッグは夏以外の時にも使いやすくそのデザイン性の高さから、多くのブランドから販売されている人気アイテムです。
しかし、キャンバス生地のバッグでもどのブランドのアイテムを選んでいいか分からない方も多いかもしれません。
今回は、そんなキャンバス生地のバッグについてご紹介をさせて頂きます。
目次
キャンバスバッグの魅力
キャンバス生地とは?

バッグの生地として人気の高いキャンバス生地。
名前は知っているけど、どんなものなのかはっきりと分からないと思っている方も多いのではないでしょうか?
まずキャンバス生地とは、長い歴史を持った布製品の一つです。
麻や綿などで作られた平織りの厚手生地を指します。
日本では昔、帆船の材料として使用されていたことから「帆布(はんぷ)」と呼ぶこともあり、強度の強いことから様々なものに使われる事が多かったそうです。
主に、帆船の帆以外にも、テント、パラシュート、石炭運搬用袋などの強度が重要なアイテムに使用される事が多かったそうですが、近年ではバッグの素材として使われる事が多くなりました。
キャンバスバッグのメリットデメリット

キャンバス生地は【使い勝手が良く丈夫】という事をよく聞く事が多いと思いますが、実際どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
メリット
キャンバス生地の一番のメリットはなんと言っても軽さと丈夫さがあげられます。
一般には【綿・麻・リネン】など、100%天然の素材を使用しているので、レザー製品のように重みはなく持っても手が疲れにくいメリットがあります。
さらに、摩擦や引き裂きに強く多少雑に扱ったとしても傷などが目立ちにくい点もあげられます。
通常のブランドバッグなどは、レザーなどを使ったアイテムが多いですが水濡れに弱く雨や水辺には持っていけない事が多いです。しかし、キャンバス生地は水に強い性質がありますので雨の日でも問題なく持って行ける事ができます。
(とは言っても水浸しにしてしまうと劣化が早まってしまう事がありますので注意しましょう。)
カジュアルなデザインのバッグですので、普段のコーデにも合わせやすくジーンズなどのファッションに合わせるのも良いかもしれません。
デメリット
キャンバス生地のデザインはその色合いを生かしたバッグが多いので、白などのカラーが多く展開される事の多い印象があります。
しかし、傷や摩擦などに強いメリットがありますが汚れなどが目立ってしまうデメリットがあります。
一度付着した汚れはなるべく早く落とさないとそのまま定着してしまう恐れがありますので、注意が必要です。
また、カラー染色のされたキャンバス生地は長く愛用していくうちにカラーそのものが落ちてしまうといったデメリットもございます。
色落ちしてしまったバッグも”リカラー”と呼ばれる元の色や別の色に染め直す修理がございますが、ブランドの正規店以外で修理をした場合、正規店からは『カスタム品』と評価をされる事になりますので、正規店での修理は出来なくなってしまいますのでこちらも注意をしましょう。
キャンバスバッグのおすすめブランド
最も人気の高い 【PRADA カナパ】

キャンバス生地の中でも人気の高いアイテムが【PRADA(プラダ)カナパ】です。
カナパは、イタリア語で「麻」を意味するバッグで、プラダのロゴがバッグの全面にデザインされているのが特徴です。
多くの商品がコットンキャンバスやデニムでできておりますので、名前の麻素材のバッグは稀に見る程度になります。
カジュアルで普段使いしやすいデザインで、サイズとカラー共にバリエーションが豊富です。
サイズは、【小ぶりで可愛らしいminiサイズ・最も人気のMサイズ・大容量のL】に分けられます。
サイズによってマチ幅も変わりますので、少ない荷物場合も荷物が多い場合もしっかりと入れる事ができます。
カラー展開も可能で【ブラック・ホワイト・ブルー・ピンク・オレンジ】など数えきれないほどのカラーがございます。
サイズとカラー次第では人と被る事なく選ぶ事ができますので初めてのキャンバスバッグをお探しの方におすすめのアイテムになります。
王道のキャンバス生地【GUCCI GGキャンバス】

キャンバス生地のバッグの中で、まず名前が上がるのが【GUCCI GGキャンバス】ではないででしょうか?
イタリアを代表する高級ファッションブランドGUCCIは、世界で人気の高いブランドでありルイヴィトンやCHANELに並ぶ王道ブランドでもあります。
そんなGUCCIの代表的なデザインでもある「GGキャンバス」。
ロゴである「ダブルG」が織り込まれたキャンバス生地が特徴で、バッグや財布以外にもアクセサリー服飾品など幅広いアイテムに使用されています。
GGキャンバスは、様々なカラーやパターン、素材のバリエーションがあり、個々の好みに合わせて選ぶことができます。
同じGG キャンバスでも黒の下地やシェリーラインと一緒にデザインがされているもので全く雰囲気が変わるデザインです。
さらに、GGキャンバスにポリウレタン加工が施されている【GGスプリーム】と呼ばれるデザインもあり、キャンバス生地の天敵でもあった汚れをしっかりとガードしてくれるメリットがあります。
GUCCIのアイテムの中でも購入のしやすいアイテムが多く、キャンバス生地のアイテムをお探しの方におすすめのデザインになります。
流行の最先端 【Dior ブックトート】

キャンバスバッグというとシンプルでカジュアルなデザインが多いですが、中でもおしゃれでエレガントなキャンバスバッグが【Dior ブックトート】になります。
Diorは、フランスのラグジュアリーブランドで、美しいデザインと流行の最先端であるエレガントなデザインが人気のブランドになります。
そんなディオールから厚手のキャンバストートが発売され、瞬く間に流行の最先端のアイテムへとなりました。
カジュアルながらエレガントな雰囲気を持ったブックトートは、ユニセックスで使用できる魅力的なアイテムです。
オブリーク柄やトワル ドゥ ジュイなど豊富なパターンから選ぶ事ができますので、人と被る事なくファッションに取り入れる事ができます。
もちろんデザイン性の高さだけでなく機能面も抜群のアイテムです。
Diorのブックトートは【ミニ・スモール・ミディアム・ラージ】の4種類のサイズ展開になっており、異なる用途に合わせてサイズを選ぶ事ができます。
ミニブックトートは、ハンドバッグのサイズになっており携帯や小物お財布などもしっかりと入れる事ができます。
ハンドバッグとして持つ事ができますが、ショルダーをつけることによってショルダーバッグとしても身につける事ができます。
最も人気のサイズがミディアムサイズになっており、ノートパソコンやA4サイズの書類を入れる事のできる大きさです。
通学にはもちろんのこと、ビジネスバッグにもピッタリなサイズ感が人気です。
傷や汚れにも強く、普段使いのしやすいDiorのブックトートは、どんなシーンでも活躍する万能なアイテムでもありますので、キャンバス生地のバッグをお探しの方におすすめのアイテムになります。
ヴィンテージブームのきっかけ 【FENDIマンマバケット】

近年若い世代を中心に話題となっている”ヴィンテージブーム”。
最新のアイテムをファッションに取り入れるのではなく、数十年前のアイテムをファッションに取り入れることで人と被る事のないファッションを楽しむ流行になります。
その為、新作のバッグなどではなく母や祖母のお下がりなどがこのヴィンテージブームのアイテムになる事が多く、廃盤になってしまったアイテムなどは購入時よりもその希少さが上がってきています。
ヴィンテージブームの先駆けともなったアイテムがこのフェンディのマンマバゲットです。
FFロゴバックルと横に長い長方形の形が特徴になります。
このマンマバゲットの中でも特に人気の高いアイテムが上下に反転したWズッカが特徴のズッカ柄になります。
ズッカ柄はフェンディを代表するデザインでもあり、その人気は現代でも高い知名度と人気を誇っております。
現在マンマバゲットには様々な生地が使われておりデニム生地やレザー生地など豊富な種類から選ぶ事ができるメリットもあります。
しかし、マンマバゲットの王道モデルはキャンバス生地のズッカ柄になりますので、ぜひお持ちの方はファッションに取り入れてみるのも良いかもしれません。
まとめ
今回は、夏にかけて人気が上昇しているキャンバス生地についてご紹介をさせていただきました。
ブランドアイテムは高品質のレザーなどを使っている場合も多く気づいたらレザー製品のものばかりになっていたなんて事もあるかもしれません。
そんな時はぜひ、キャンバス生地のバッグにも目を向けてみてください。
キャンバス生地は丈夫で軽量が魅力のバッグになっており、ブランドによってはロゴやデザインによってカジュアルに持つ事のできるバッグです。
また水辺などには持っていけないレザー製のバッグの代わりにこのキャンバス生地のバッグを持つ方も増え、国内でも人気の高いアイテムとして需要が上昇してきております。
買取おりづるでは、そんなキャンバス生地のバッグを高価買取しております。
使わなくなってしまったキャンバスバッグや買い替え予定のキャンバスバッグ、そのままにしておくには勿体無いかもしれません。
状態は問いません、傷や汚れは大切に使っていた証でもあります。
ぜひそのまま処分してしまう前に、当店で簡単にお値段だけでも聞いてみてください。
みなさんのご来店を心からお待ちしております。